「競艇を始めたいけど何からやったらいいかわからない」
「競艇のレースは見たことあるけど予想はしたことがない」
「予想する前にルールや基礎知識をちゃんと覚えたい!」
こんな風に思っている競艇初心者の方も多いと思います。
競艇は公営ギャンブルの中でも予想が簡単なので、初めに基本的なことをしっかり学べば、初心者からでもレースで的中させることが可能です。
逆に、基本を全く理解できていないと、いつまで経っても思った通りに的中させることができません。
競艇で勝つためにはまずルールや基礎知識を理解しましょう!
この記事では、初心者でも予想が始められるように、ルールや基礎知識、当日のレースの流れを分かりやすくまとめました。
「競艇のことがまったく分からない」という方でもわかりやすく解説していますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
「ルール」→「基礎知識」→「当日の流れ」の順番に解説していきますね!
【競艇のルール】まずはルールを理解しよう!
「競艇を見るのが初めて!」という人はまず、競艇のルールから学んでいきましょう。
競艇のルールについては下の5つを紹介します。
- 競艇は6艇で行われる
- 1周600mを3周する1800mのレース
- レース直前にスタート展示と周回展示が行われる
- フライングスタート方式が採用されている
- ルール違反やペナルティ一覧
最初はとっつきにくく感じるかもしれませんが、競艇は覚えてしまえば以外とシンプルなものです。
特にこれらの内容は、競艇を始める際には最低限必要な知識ですのでしっかり覚えておきましょう。
それでは競艇のルールや基礎について順番に解説していきます!
競艇は6艇で行われる
競艇はどのレースも必ず「6艇」で行われます。
同じ公営ギャンブルの中でも一番少ない数で競い合われるので、ギャンブル初心者でもレース展開を予想するのが簡単だと言われています。
ちなみに6艇は下の表のように色分けがされています。
艇番 | 艇のカラー |
---|---|
1号艇 | 白 |
2号艇 | 黒 |
3号艇 | 赤 |
4号艇 | 青 |
5号艇 | 黄 |
6号艇 | 緑 |
6艇はそれぞれ目立つ色が使われているので、レース中でも見分けやすくなっています。
レース中でも展開が目で追いかけやすくなるので、6艇のカラーはあらかじめ覚えておきましょう。
競艇は6艇で競い合う競技です!
1周600mを3周する1800mの競技
競艇のレースは、1周600mのコースを3周する合計1800mを競い合います。
レースは「ピットアウト→スタート→コースを3週→ゴール」が一連の流れで、このことはどの競艇場でも共通のルールとなっています。
そのかわり、「コースの形状」「水質」「水面の状況」は競艇場ごとで違っています。
これらの特徴はレース展開に影響することも多いので、覚えておくとレースを楽しむ1つのポイントになります。
競艇のレースは「ピットアウト→スタート→コースを3周→ゴール」の順番で行われます!
レース直前にスタート展示と周回展示が行われる
出典:https://www.boatrace.jp/
競艇では、レース直前に必ず「展示航走」とよばれる練習航走が行われます。
このときに行われるスタート練習を「スタート展示」、ターン練習を「周回展示」といいます。
レースの直前の「本番を想定した走り」が見られるのは、レース予想においてはかなりのメリットだと言えますね。
レース直前には必ず、本番を想定したスタートとターンの練習が行われます!
フライングスタート方式が採用されている
競艇のスタートは陸上競技のような「よーいドン」で始まるスタート方式と違ってちょっと特殊な方法で行われます。
このことを「フライングスタート方式」といって、決められた時間内にスタートラインを通過することでスタートするというものです。
具体的には、スタート時刻を計るための「大時計」と呼ばれる時計の針が「0~1秒」を示す間にスタートラインを通過するのがスタートの流れになります。
競艇ではスタートがうまくいくとレース展開で有利に運びやすくなるというセオリーがあります。
スタート時刻ギリギリを攻めるスタート巧者を見極めることがレース予想のポイントです。
競艇のスタートは特殊なスタート方式を採用しています!
ルール違反やペナルティ一覧
競艇では、ルール違反をするとそのレースでは失格になることがあります。
失格行為とその内容は下の表にまとめています。
失格行為 | 内容 |
---|---|
フライング、出遅れ | 決められた時間内にスタートできないこと。 |
転覆 | 艇がひっくり返ってしまうこと。 |
落水 | 艇から選手だけが水面の中に投げ出されること。 |
沈没 | 艇が沈んでしまうこと。 |
不完走 | 先頭艇がゴール後30秒以内でゴールできないこと。 |
エンスト | モーターが停止して再始動が困難になること。 |
周回誤認 | 決められた周回を走らないこと。 |
不良航法 | 他のボートを突き飛ばす行為のこと。 |
妨害失格 | 他の艇の失格の原因を作ること。 |
このなかでも、フライングや出遅れを行った場合はペナルティとして30日間のレース出場停止の命令が下されます。
また、2回目は60日加算、3回目は90日加算、4日目は180日加算でこの場合は事実上の引退勧告が下されます。
他に引退が突き付けられるようなルール違反はないので、競艇では最も重たいルール違反のペナルティの1つだと言えます。
フライングや出遅れで失格になった場合、その艇が絡む舟券は払い戻しになります!
【競艇の基礎知識】ルールを覚えたら基礎知識も知ろう!
競艇のルールを覚えたら、次はレースの基礎知識を学んでいきましょう。
基礎知識については下の6つを紹介していきます。
- 競艇場の場所やレース時間帯を知ろう!
- 競艇のセオリーを覚えよう!
- どの種類の舟券を買うべき?
- 選手とモーターは出走表で調べよう!
- 当日状況は展示航走でチェックしよう!
- 決まり手のパターンを知っておこう!
競艇のセオリーやレースの情報を学んで、舟券の買い方までマスターすれば、初心者でも競艇の予想ができるようになります。
レースを楽しめるようになるためにも根気強く学んでいきましょう。
まずは競艇場の場所やレースの時間帯について解説していきます!
競艇場の場所やレース時間帯を知ろう!
競艇の基礎知識として、まずは競艇場の場所やレースの時間帯を覚えていきましょう。
競艇場の場所やレースの時間帯については、
- 競艇場は全国に24場
- レースの時間帯
- 節(せつ)
- 5段階のグレード
の4つについて紹介していきます。
順番に解説していきますので、しっかり覚えていきましょう。
競艇のレースがどのように行われているか詳しく解説していきます!
競艇場は全国に24場
競艇場は全国各地に「24場」あります。
各競艇場の地域は、関東地区に「5場」、東海地区に「3場」、近畿地区に「5場」、四国地区に「2場」、中国地区に「4場」、九州地区に「5場」となっていて、場別に番号が振り分けられています。
全競艇場の「番号」「所在地」「地区」を下の表にまとめました。
番号 | 競艇場 | 都道府県 | 地区 |
---|---|---|---|
1# | 桐生 | 群馬県 | 関東地区 |
2# | 戸田 | 埼玉県 | 関東地区 |
3# | 江戸川 | 東京都 | 関東地区 |
4# | 平和島 | 東京都 | 関東地区 |
5# | 多摩川 | 東京都 | 関東地区 |
6# | 浜名湖 | 静岡県 | 東海地区 |
7# | 蒲郡 | 愛知県 | 東海地区 |
8# | 常滑 | 愛知県 | 東海地区 |
9# | 津 | 三重県 | 近畿地区 |
10# | 三国 | 福井県 | 近畿地区 |
11# | びわこ | 滋賀県 | 近畿地区 |
12# | 住之江 | 大阪府 | 近畿地区 |
13# | 尼崎 | 兵庫県 | 近畿地区 |
14# | 鳴門 | 徳島県 | 四国地区 |
15# | 丸亀 | 香川県 | 四国地区 |
16# | 児島 | 岡山県 | 中国地区 |
17# | 宮島 | 広島県 | 中国地区 |
18# | 徳山 | 山口県 | 中国地区 |
19# | 下関 | 山口県 | 中国地区 |
20# | 若松 | 福岡県 | 九州地区 |
21# | 芦屋 | 福岡県 | 九州地区 |
22# | 福岡 | 福岡県 | 九州地区 |
23# | 唐津 | 佐賀県 | 九州地区 |
24# | 大村 | 長崎県 | 九州地区 |
競艇場に行って予想する際には、自分が住んでいる地域に近い場をあらかじめチェックしておくといいですよ。
競艇場は全国各地に24か所あります!
レースの時間帯
競艇は、毎日どこかの競艇場で「1日12レース」行われます。
レースの時間帯は競艇場別に違っていて、時間帯は主に「モーニング」「デイ」「サマータイム」「ナイター」の4パターンです。
レースの時間帯や競艇場を下の表にまとめました。
レース | 開催時間 | 主な競艇場 |
---|---|---|
モーニング | 9:00前後~15:30前後 | 鳴門、徳山、芦屋、唐津 |
デイ | 11:00前後~16:30前後 | その他競艇場 |
サマータイム | 12:30前後~18:30前後 | 同上 |
ナイター | 14:30前後~20:30前後 | 桐生、蒲郡、住之江、丸亀、下関、若松、大村 |
※サマータイムレースは日照時間が長くなる夏季限定でデイレースの代わりに行われています。
競艇では、デイレースが半分以上占めていることが表を見てわかります。
また、競艇は夜の時間帯には「ナイターレース」も行われているので「日中働いてて忙しい!」という人にはありがたいですね。
各競艇場のレースの時間帯を間違えないように、最低限覚えておきましょう!
節(せつ)
出典:https://www.boatrace.jp/
レースの日程は1節4~6日間(最大7日間)で行われます。
「節」とは、レースが行われる期間のことで、出走表などで見る「一般戦○○杯×日目」というのは節が始まってから何日目なのかを表しています。
初めてレースを観戦するなら節の最終日には「優勝戦」がおすすめです。
節を勝ち抜いた強い選手が集まるので、盛り上がりや活気があって予想しなくても楽しめますよ!
初めてレース観戦をするなら節の最終日に行われる「優勝戦」に注目しましょう!
5段階のグレード
出典:https://www.boatrace.jp/
競艇のレースは「SG」「G1」「G2」「G3」「一般戦」の5つのグレードに分けられています。
特に「SG」「G1」には出場資格があり、一部の限られた選手にしか出ることが許されていません。
グレードごとの出場資格や開催回数・開催頻度、主なレースを下の表にまとめました。
ランク | 出場資格 | 開催回数や開催頻度 | 主なレース |
---|---|---|---|
SG | レースによって異なる | 年間8回 | グランプリ、ダービー |
G1 | 原則としてA1選手 | 年間約35回 | プレミアムG1、周年記念 |
G2 | 特になし | 年間回数約8回 | 秩父宮妃記念杯 |
G3 | 特になし | 年間回数約50回 | オールレディース、企業杯 |
一般戦 | 特になし | 毎日開催 | 上記以外のレース |
※SGレースの出場資格には「その年の獲得賞金ランキング上位18名」などの条件があります。
「SG」では、競艇のレースの最高峰である「グランプリ」が行われます。
「グランプリ」は1年間のレースの獲得賞金上位18名しか参加できないレースで、その年のナンバーワンを決める戦いとして毎年年末に行われます。
競艇のレースの中で最も盛り上がるレースなので、競艇初心者の方は毎年必ず見てほしいですね。
グランプリは大阪の住之江競艇場で行われることが多いので、地元の方はぜひ競艇場に行って観戦してみてください!
予想のセオリーを覚えよう!
予想を始める前に競艇の予想の軸となるセオリーを学びましょう。
競艇のセオリーは
- 1周1ターンマークで勝負が決まる
- 風向きが変わると有利なコースが変わる
- 気温・湿度で有利なコースが変わる
の3つを押えましょう。
これらは競艇を予想をする上ではかなり重要です。
初心者でも理解できるように、ポイントを押さえながら詳しく解説していきますね。
競艇の予想を始める際に重要な3つのセオリーを解説していきます!
1周第1ターンマークで勝負が決まる
競艇は、1周第1ターンマークで勝負が決まることが多いです。
なぜなら、前方の艇がターンをすると後方の艇がその時に発生した引き波にさらわれやすく、後方の艇は減速して逆転しにくくなるからです。
そのため、第1ターンマークに一番最初に進入できる1コースは必然的に先頭に立ちやすくなります。
このことから、競艇では1コースがかなり有利な競技だと言えます。
1コース1着率の全国平均は約50%以上あることから、「1コース圧倒的有利」と言えますので覚えておきましょう。
競艇は「1周1ターンマークで勝負が決まる1コース圧倒的有利な競技」で覚えておきましょう!
風向きが変わると有利なコースが変わる
競艇は、風向きが変わるとレース展開に影響を及ぼすことが多い競技です。
例えば、追い風ならインコース、向かい風ならアウトコースが有利になることが多いです。
なぜなら、追い風が吹くと助走距離が短いインコースで風に乗ってもアウトコースに負けないくらいの加速がつくからです。
また、向かい風が吹くと加速がつきにくくなることから、必然的に助走距離が長いアウトコースが有利になります。
風の影響は「風速4m以上」から影響しやすくなるので、レースの前に気象状況のチェックをすることが予想の際には有効です。
風向きが「追い風ならインコース、向かい風ならアウトコース」で覚えておきましょう!
気温・湿度で有利なコースが変わる
競艇では、気温や湿度が変わるとモーター性能の変化で有利なコースが変わりやすいと言われています。
例えば、高温多湿な夏場はモーターの出力が落ちて出足が悪くなります。
そのため、必然的に助走距離の長いダッシュ勢の伸び足が良くなる影響で有利になりやすいです。
逆に、気温が下がって乾燥する冬はモーターの出力が上がるので出足型になり、必然的に助走距離が短いインコースが有利になります。
つまり結論としては、冬場はイン有利、夏場はアウト有利と覚えておくとレース予想でも有利になります。
1日の気温・湿度の変化から「日中はアウト有利、夜はイン有利」も有効なので覚えておきましょう!
どの舟券を買うべきかを覚えよう!
競艇の舟券は全部で7種類(単勝、複勝、二連単、二連複、三連単、三連複、拡連複)です。
もちろんこれらはそれぞれ特徴があり、舟券によっては当てる難易度や稼げる金額が違います。
私の経験から
- 初心者は単勝
- 中級者は二連単
- 上級者は三連単
の順番に購入することをおすすめします。
これら舟券について、特徴を押さえながら解説していきますので、ぜひ買い方の参考にしてみてください。
私がおすすめの舟券の買い方を紹介していきます!
初心者は単勝
出典:https://www.boatrace.jp/
「単勝」は1着の艇を当てる舟券です。
競艇は6艇で行われる競技なので、単勝の的中率は「約16.6%(1/6)」となります。
これは競艇の舟券の中で最も高い数値なので、「単勝は当てるのに特化した舟券」だと言えます。
当てる感覚を掴むならもってこいの舟券なので、初心者は当てるのが簡単な単勝を買って、まずは予想の練習を始めましょう。
初心者は当てるのが簡単な「単勝」で予想の練習をしましょう!
中級者は二連単
出典:https://www.boatrace.jp/
「二連単」は1着、2着を当てる舟券です。
的中率は「約3.33%(1/30)」あり、単勝と比べるとやや当てるのが難しくなります。
ただし、単勝よりも人気が高い舟券なので、当たったときの払戻金が高いのが特徴です。
単勝で当てる感覚に慣れてきた中級者は、今度は二連単で稼ぐ感覚を身に付けましょう。
中級者は「二連単」で稼ぐ感覚を身に付けましょう!
上級者は三連単
出典:https://www.boatrace.jp/
「三連単」は1着、2着、3着を当てる舟券です。
買い方が全部で「120通り」と競艇の中では最も多く、的中率は「約0.83%(1/120)」とかなり当てるのが難しいのが特徴です。
その代わり、競艇の中では最も人気があり高配当が狙えるので、稼ぐのが一番効率的な買い方だと言えます。
二連単と比べても難易度がかなり高いですが、予想を勉強してコツを掴めば当てることも可能です。
レース展開の予想ができるようになったら、ぜひ三連単にもチャレンジしてほしいですね。
上級者は高配当が狙える「三連単」にチャレンジしましょう!
選手とモーターは出走表で調べよう
出典:https://www.boatrace.jp/
実際のレースの事前情報は、ボートレース公式HPや競艇場で無料でもらえる「出走表」でチェックできます。
出走表では、
- 選手の強さ
- モーターの良し悪し
を見ることができます。
「有力選手が誰か?」見極める際に使える見方ですのでしっかり覚えて活用しましょう。
出走表で選手やモーターの強さを見る方法を紹介していきます!
選手の強さ
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選手の強さを見る場合には出走表の「勝率」をチェックします。
「勝率」は、着順点を出走回数で割った数値です。
「着順点」とは、レースの着順に応じて選手に与えられる得点で、1着は10点、2着は8点、3着は6点…などと決まっています。
これは一般的な「1着になる確率」ではなく、単に「選手の強さを表した数値」ということになります。
勝率は1着になる確率ではなく、選手の強さを表した数値です!
出走表には、全競艇場での成績の「全国勝率」と、1つの競艇場での成績の「当地勝率」が記載されています。
基本は「全国勝率」が高い選手を探して、全競艇場で好成績を上げた選手を評価するのがおすすめです。
「当地勝率」は全国勝率では実力が拮抗しているときに判断する数値として活用しましょう。
特に勝率が5.00以上の選手は競艇選手の中でも上位クラスの選手なので高く評価しておきましょう。
出走表の「全国勝率」と「当地勝率」を活用して有力選手を見つけましょう!
モーターの良し悪し
出典:https://www.boatrace.jp/
モーターの良し悪しを見る場合には、出走表の「モーター勝率」をチェックします。
モーター勝率では、「モーターNo.」「モーター2連対率」「モーター3連対率」の3つを見ることができます。
ここでは「モーター2連隊率」の数値に注目しましょう。
モーター2連隊率が40%以上の場合は優良なモーターなので高く評価しておきましょう。
出走表の「モーター勝率」を見て、成績が良いモーターを見つけましょう!
当日状況は展示航走でチェックしよう
出典:https://www.boatrace.jp/
レース当日の状況はレース前に必ず行われる展示航走でチェックできます。
展示航走では、
- ピットアウト
- 進入隊形
- スタートタイミング
- ターンのうまさや直線スピード
の4つに注目しましょう。
ここでは、「艇の足」「スタートの調子」「進入コース」がわかります。
これらの情報は本番レースでもかなり使える内容なので、見極めるコツや活用の仕方を紹介していきます。
競艇の周回展示はボートレース公式HPのライブ中継で見ることができます!
ピットアウト
展示航走のピットアウトでは、「艇の出足」に注目しましょう。
ピットアウトの際は、6艇同時にピットを離れます。
この時にモーター性能が悪い艇は出遅れることが多く、逆にモーター性能が良い艇は素早く前に飛び出すことができます。
つまり、ピットアウトの優劣でモーターの調子の良し悪しを判断することができます。
ピットアウトの優劣をチェックして、モーターの出足の良し悪しを判断しましょう!
また、ピットアウトが遅れると進入コースが入れ変わって不利なコースでスタートする場合もあります。
ですので、艇の出足と一緒にピットアウト後の進入コースもチェックしておきましょう。
ピットアウトの進入コースもチェックしましょう!
進入隊形
出典:https://www.boatrace.jp/
展示航走では、ピットアウト~待機行動の時に、アウトコースの艇が強引にコース取りをしてくる場合があります。
この場合、アウトコースの艇が有利なコースを狙って、本番レースでも強引にコース取りしてくる可能性があります。
特に、アウトコースの艇の中にインコースからのスタートが得意な選手がいる場合は、インコースを狙ってコース取りをする可能性が高いので注意しましょう。
展示航走では、ピットアウト~待機行動時に進入隊形が乱れる場合に注目しましょう!
出典:https://www.boatrace.jp/
ボートレース公式HPで、出走する選手のコース別成績を調べると、「コース別進入率」や「コース別3連対率」のデータをチェックすることができます。
上のイラストのように、アウトコースでの実績が少ない選手は、待機行動時にコース取りをしてくる可能性が高いです。
本番レースの進入コースの予想をする際は、選手データと展示航走の進入コースの両方を見て判断しましょう。
選手のデータや展示航走を見て本番レースの進入コースを予想しましょう!
スタートタイミング
出典:https://www.boatrace.jp/
展示航走では、本番レースと同じ流れでスタートが行われます。
競艇は、スタートがうまく決まるとその後のレース展開でも有利に運ぶことができる競技です。
スタート展示では、スタートタイミングが「0.0」に近い数値だったり、スタートの並びが他の艇より前に位置付けていると、本番でもいいスタートを切れる可能性が高いです。
スタート展示では「スタートタイミング」や「スタートの並び」に注目して、うまく決められている選手を高く評価しましょう。
スタート展示の「スタートタイミング」と「スタートの並び」に注目しましょう!
また、スタートラインを通過した後に伸び足があると、他の艇より先にターンができて有利になります。
スタート展示で、スタートライン通過後~減速するまでの間に、他の艇よりも1艇~2艇分差をつけている艇がいたら高く評価しましょう。
スタート展示では艇の伸び足にも注目しましょう!
ターンの上手さや直線スピード
出典:https://www.boatrace.jp/
展示航走では、スタート展示後にコースを2周してターンの練習をする周回展示が行われます。
この周回展示では、「ターンの上手さ」や「直線スピード」に注目しましょう。
ターンマークを旋回するときに、ターンがバタついていたり、スピードに乗ってターンを回れていなかったりする艇は、選手が艇をうまく制御できていない可能性があります。
この場合は、なるべくスムーズにスピードに乗ったターンを決められている艇を高く評価しましょう。
周回展示でスムーズにターンを回れているかをチェックしましょう!
また、ターン後の加速にも注目しましょう。
モーターの出足が良いとターン後の加速も勢いが付くので、6艇を比較していい加速をしている艇がいるかをチェックしましょう。
ちなみに、ボートレース公式HPを見れば、「展示タイム」と呼ばれる周回展示の出足のタイムが載っていますので、展示航走が終わったら必ずチェックしておきましょう。
ボートレース公式HPの他にも、競艇場の公式HPにはオリジナル展示データとして「直線タイム」「まわり足タイム」「一周タイム」も載せている場合もありますので、こちらもチェックしておきましょう。
「展示タイム」は出足、「直線タイム」は伸び足、「まわり足タイム」はまわり足、「一周タイム」は総合的な足の評価で覚えておきましょう!
決まり手のパターンを知っておこう!
決まり手とは、1着になった艇がどのような勝ち方をしたのかを表した言葉を示します。
競艇の決まり手は、「逃げ」、「差し」、「まくり」、「まくり差し」、「抜き」、「恵まれ」の6種類です。
競艇はほとんどのレースで、スタートから1周第1ターンマークのターンで勝負が決まると言われています。
決まり手がわかるとレース展開の予想がしやすくなりますので、レースを見る前にあらかじめ覚えておきましょう。
競艇の6種類の決まり手を1つずつ解説していきますね!
逃げ
1コースからスタートしてそのまま逃げ切るときの決まり手を「逃げ」といいます。
競艇では1コースが1番有利な競技であることから、「逃げ」が最も多い決まり手となっています。
1号艇がA1級の選手のときは「逃げ」がきまりやすいです!
差し
1コースの艇を第1ターンマークで内側の隙をついて差し抜いたときの決まり手を「差し」といいます。
1コースの艇が第1ターンマークへのターンの際に、ミスをして外に流れてしまうと「差し」が決まりやすくなります。
追い風が吹いている日は「差し」が決まることが多いです!
まくり
出典:https://www.boatrace.jp/
第1ターンマークへのターンで、外側から内側の艇を全てのみこんで一気に追い抜いたときの決まり手を「まくり」といいます。
「まくり」が決まるときは、艇の引き波の影響で内側の艇が波にさらわれてスピードダウンすることで前に出ることができます。
向かい風が強い日には「まくり」が決まりやすくなります!
まくり差し
出典:https://www.boatrace.jp/
「まくり」と「差し」を組み合わせた決まり手を「まくり差し」といいます。
外からのまくりを狙った際に、途中で瞬時に差しに切り替えて前に出るため、かなり高い操舵技術が求められる決まり手でもあります。
「まくり差し」が得意なことで有名な「峰竜太選手」がアウトコースにいるときは注目です!
抜き
出典:https://www.boatrace.jp/
第1ターンマークを超えた時点では2着だった艇が、第2ターンマーク以降で追い抜いて1着になるときの決まり手を「抜き」といいます。
第1ターンマークで勝負がつかず、ターン後の立ち上がりで2艇が競ったとき起きやすいです。
抜きが決まるときは操舵の腕の差というよりは、モーターの性能差や整備の腕、体重差などで優劣がつきやすい印象です!
恵まれ
出典:https://www.boatrace.jp/
フライングや転覆などで前の艇が離脱し、繰り上げによって1着になったときの決まり手のことを「恵まれ」といいます。
言葉の通り本人の努力とは関係なく運の要素が強いため、滅多に起きることがない決まり手ともいえます。
展開に恵まれた選手が勝つ決まり手です!
実況でよく聞く専門用語も知っておこう!
実況でよく聞く専門用語もあらかじめ覚えておきましょう。
専門用語については、
- 競艇場にあるもの
- 進入コースに関する用語
- 選手の戦法や航法などを表す用語
- モーターの性能やセッティングに関する用語
について詳しく解説していきます
競艇の専門用語を覚えて「通」になりましょう!
競艇場にあるもの
実況でよく聞く「競艇場にあるもの」を紹介していきます。
主に下の表の4つは覚えておきましょう。
用語 | 内容 |
---|---|
大時計 | レースのスタートの際に使用される時計のこと。 正式名称は「発進信号用時計」。 |
ピット | 水面上で艇を留めおく場所のこと。 レースでは、出走の合図とともにここからスタートする。 |
ターンマーク | ボートを旋回させる地点の目印となるソフトクリーム型のブイのこと。 スタンド側から見て右側が「第1ターンマーク」左側が「第2ターンマーク」。 |
バックストレッチ | 2つのターンマークを軸にした正面スタンドの反対側の競争水面。 バックストレッチの反対側は「ホームストレッチ」という。 |
競艇場にあるもので最低限この4つは覚えておきましょう!
進入コースを表す用語
出典:https://www.boatrace.jp/
実況でよく聞く「進入コースを表す用語」を紹介していきます。
主に下の表の5つは覚えておきましょう。
用語 | 内容 |
---|---|
イン | 内側の1~2コースのこと。単に1コースだけのことを指す場合もある。 |
センター | 中側の3~4コースのこと。 |
アウト | 外側の5~6コースのこと。単に6コースだけを指す場合もある。 |
スロー | 助走距離が短い位置でスタートする内側の艇のこと。 1~3号艇になることが多い。 |
ダッシュ | 助走距離を長くとってスタートする外側の艇のこと。 4~6号艇になることが多い。 |
カド | ダッシュの艇の中で一番内側の艇のこと。 4号艇になることが多い。 |
実況では、頻繁に使われる表現なので最低限覚えておきましょう!
選手の戦法や航法などを表す用語
実況でよく聞く「選手の戦法や航法などを表す用語」を紹介していきます。
主に下の表の4つは覚えておきましょう。
用語 | 内容 |
---|---|
先マイ | 他の艇に先んじてターンマークを回ること。 |
ツケマイ | 外側のレーサーが自分より内側のレーサーを抑え込む戦法。 |
キャビる | 艇が起こす引き波の影響で推進力が落ちて減速すること。 |
握る | ターンマークを全速で旋回すること。 「スロットルレバーを握る」動作からきている。 |
覚えたら則活用しましょう!
モーターの性能やセッティングに関する用語
実況でよく聞く「モーターの性能やセッティングに関する用語」を紹介していきます。
主に下の表の4つは覚えておきましょう。
用語 | 内容 |
---|---|
出足(行き足) | 低速からの加速のしやすさのこと。 |
伸び足 | 最高速度や全速のスピードの乗り具合のこと。 |
まわり足 | ターンマークを旋回するときの「減速→旋回→加速」のバランスの良さのこと |
チルト | ボートにモーターを取り付ける角度のこと。 -0.5~3度まで7段階設定ができて、基本的には「-0.5」に設定する。 |
モーターの用語が分かると予想の上達も速くなりますよ!
【競艇を楽しむ流れ】当日の流れをイメージしよう!
ここまで、競艇の「基本的なルール」や「基礎知識」を紹介してきていますので、実はもう競艇を始めることできるのです。
ただし、これだけでは「レースの流れ」がわからないので、楽しみながら上達することができません。
「競艇の知識やルールがわかる+レースの流れがわかってレース展開の予想ができる」となって初めて競艇を楽しみながら上達ができるのです。
1度競艇場に行ってレースを観戦してみると、この楽しむ流れがイメージしやすくなります!
また、「知識をつける」→「レース展開を予想する」→「予想が上達して稼げる」を繰り返していって、楽しみながら学んでどんどん上達するサイクルを目指しましょう。
ここからは、レース当日の流れを
- スタート展示と周回展示を見る
- 予想する
- 舟券を買う
- 本番レースを見る
の順番に説明していきます。
一緒に流れをイメージしながら「楽しみながら学ぶ」コツを掴んでいきましょう。
レース当日の流れを順番に解説していきます!
【その1】スタート展示と周回展示を見る
出典:https://www.boatrace.jp/
競艇のレースは「展示航走→15分~20分程度の時間→本番レース」の流れで行われるので、予想する前にまずはスタート展示と周回展示を見ていきましょう。
スタート展示と周回展示の見方は上でも説明しました。
スタート展示では「進入隊形」「スタートタイミング」「伸び」を、周回展示では「ターンの調子」「ターン後の出足」をチェックするのがポイントでしたね。
このときに、進入隊形がどうだったかやどの艇がスタートやターンで好調だったかをメモしておくと予想がしやすくなります。
次は、実際に予想していきますので、ここでのメモをうまく活用しましょう。
実際のレースでは、「スタート展示や周回展示を見る→出走表を見ながら予想を考える」という流れでレース予想をしていきます!
【その2】予想する
スタート展示や周回展示を見た後は、出走表や展示航走のときの情報を見ながら予想をしていきましょう。
出走表の見方は上でも説明した通り、「選手の強さ」や「モーターの良し悪し」を見て有力選手を考えるのがポイントでしたね。
予想の際はこれらの情報を見ながら
- 本命選手は誰かを考える
- そのとき2着や3着に入る選手を考える
- 買い目候補を何パターンか予想する
の順番に考えていきます。
実際のレースを使って、具体的な予想の仕方を解説していきます。
レースの予想も流れで覚えると上達が速くなります!
本命選手が誰かを考える
出典:https://www.boatrace.jp/
本命選手を決める際は、出走表の「全国勝率」と「モーター2連対率」を見ていきます。
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このレースの場合、1号艇の全国勝率「5.44」、モーター2連対率「45.68%」は全体で一番高いです。
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また、スタート展示でいいスタートを決めれているかも一緒にチェックしておきましょう。
このとき、1号艇のスタートは6艇の中で2番目の「0.16」というタイムでのスタートとなっています。
スタート展示でも全体で上位のタイムなら、本番レースでもうまくいく可能性が高いので、このレースの本命選手は1号艇となります。
「全国勝率」「モーター2連対率」「スタート展示」で本命だと判断できるレースから予想していくのがおすすめです!
そのとき2着や3着に入る選手を考える
本命選手が決まったら、一緒に2着や3着に入る選手も考えましょう。
基本的に2着予想は本命選手の次に良いと思う選手、3着予想は残りの4選手といいうのが基本になります。
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この中で2番目に良い選手は2号艇です。
全国勝率は「3.81」で6名の中では4番目ですが、モーター2連対率は「41.25%」で全艇の中の2番目に良い数値です。
この場合、全国勝率が2番目の選手で「4.16」、3番目の選手で「4.00」とあまり差がなく、モーター2連対率では10%近い差が開いていたことから2号艇と判断しています。
もし、この時点で判断がつかない場合は、展示タイムやスタート展示の並びなどでどの艇が有利かを判断するのがおすすめです。
選手の技量に差がない場合はモーター性能を重視しましょう!
また、3着予想をする場合は残りの4選手を候補にしましょう。
なぜなら、競艇では第1ターンマーク以降も3着争いをする展開が多いからです。
もし、この中に全国勝率が低い選手やモーター2連対率が低い艇がいて、その差が明らかに大きく開いていたら3着予想からは外す選択もおすすめです。
「全国勝率」や「モーター2連対率」などの数値を比べていくことで、2着、3着も予想しやすくなります!
買い目候補を何パターンか予想する
ここまで、有力選手を選んできましたが、実際に買い目を決める際は何パターンか候補を挙げておくのがおすすめです。
このレースの場合だと
- 単勝で買うなら「1号艇or2号艇」
- 二連単で買うなら「1-2」「1-3」
- 三連単で買うなら「1-2-3」「1-2-4」「1-2-5」「1-2-6」
といった要領になります。
このように「1番可能性が高い的中狙いの買い目」と「次に可能性が高い買い目高配当狙いの買い目」の2パターンを用意しておきましょう。
当てることと稼ぐことの両方を考えて買い目を考えるのが、競艇の予想で上達するためのコツです。
1番可能性が高い買い目のことを「本命」、次に可能性が高い買い目のことを「狙い目」といいます。
【その2】舟券を買う
大体の予想が決まったら舟券を購入しましょう。
実際に舟券を買う際は
- 購入開始から購入締め切りまで15分~20分ある
- 締め切り直前のオッズを元に買い目を絞る
- 実際に舟券を買う
の3つのステップを押えましょう。
予想が決まったあとに舟券を購入するまでの流れを解説していきます!
舟券を買う流れも覚えて則実践しましょう!
購入開始から購入締め切りまで15分~20分ある
競艇場での舟券の販売は、展示航走の直後に開始されます。
もちろんレースが始まる直前には購入締め切りになるので買い忘れには注意しましょう。
大体どの競艇場も販売時間は15分~20分ほどとなっています。
この時間を使って、出走表で展示航走での情報の整理やそれらをもとにレース展開の予想をするのがおすすめです。
展示航走後の時間を予想の時間に利用しましょう!
締め切り直前のオッズを元に買い目を絞る
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大体の買い目が決まったらレースのオッズをチェックしましょう。
ここでは、オッズ次第で購入点数を調整するのがおすすめです。
例えば、予想した買い目が「10点」で、「1点当たり100円」賭けて舟券代が「1000円」だったとします。
その中の本命の買い目のオッズが「5倍」だった場合、この買い目が当たると払戻金が「500円」となるので、「獲得金額500円-舟券代1000円=-500円」でマイナス収支になってしまいます。
オッズを考えないで舟券購入するとマイナス収支になってしまうことがあります!
この場合は、本命のオッズに合わせて買い目を5点以下に絞る必要がありますね。
このようにマイナス収支にならないように購入点数を絞ることも予想のコツの1つだと言えます。
マイナス収支にならないようにオッズを見て購入点数を調整しましょう!
実際に舟券を買う
オッズをもとに買い目が決まったら、実際に舟券を購入してみましょう。
競艇場で舟券を購入する際は、場内にあるマークシートに買い目を記入して、自動発券機で購入します。
マークシートは競艇場のあちこちに置いてあるので、買い目が決まったら近くのマークシート置き場で買い目を記入していきましょう。
鉛筆も一緒に置いてあるので筆記用具は用意しなくても大丈夫です!
自動券売機は、記入したマークシートを入れて舟券を購入する機械です。
販売締め切り間近になると他のお客さんも殺到してくることがあるので、買い逃しには注意してほしいですね。
マークシートが記入し終わったら、自動発券機にお金を入れて記入済みのマークシートを通せば購入完了です。
自動発券機は的中した舟券の払戻も対応しているものもあります!
【その4】本番レースを見る
予想して舟券を買ったら次は本番レースを見ましょう。
本番レースを楽しむためには
- スタートで勝負の9割が決まる
- ターンで選手のテクニックが分かる
の2つに注目しましょう。
本番レースを楽しむための2つの注目ポイントについて解説していきます。
レースの見どころを押さえておけば楽しみが倍増します!
スタートで勝負の9割が決まる
競艇ではスタートで勝負の9割が決まると言われています。
なぜなら、上の「予想のセオリー」で説明した通り、ほぼ1周目の第1ターンマークでしか逆転のチャンスがない競技だからです。
ですので、競艇はスタートから第1ターンマークまでの攻防が一番の注目ポイントだと言えます。
レースを賭けると1レースに対する思いは特に強くなるので、スタートを重視して実際に賭けてみるのもレースを楽しむ方法としておすすめです。
競艇のレースではスタートに注目しましょう!
ターンで選手のテクニックが分かる
競艇は、ターンで選手のテクニックが分かる競技です。
なぜなら、競艇はほぼ第1ターンマークでしか逆転のチャンスがない競技なので、ターンがうまく回れるかも重要だからです。
トップレベルの選手になれば、最も不利な6コースからでもターンを上手くさばいて1着を獲ることがあります。
ですので、ターンがうまい選手に注目して見てみるのもレースを楽しむ方法としておすすめです。
競艇のレースではターンでテクニックが分かる競技です!
【その1】~【その4】を繰り返して何レースか遊ぼう
ここまで、レースの流れを順番に説明していきました。
競艇は1日12レースあるので、何レースかこの流れを繰り返して予想を楽しみましょう。
おそらく、その中で「当たった」「外れた」というのは当然出てくると思いますが、そういった中で当たったときに大きく稼ぐのが競艇の予想の醍醐味です。
外れた経験を生かして大きく当てるという意識をもって、予想の実力をつけていきましょう。
「当たった」「外れた」を繰り返していくことで、
1日の終わりに的中舟券をお金に変えよう
1日のレースが終わったら、的中舟券をお金に変えましょう。
舟券の払い戻しはスタンドの近くに設置されている「自動払戻機」で清算できます。
競艇場によっては自動発券機と同じ機械でも払い戻しができます。
払い戻しの手続きはマークシートのときと逆で、舟券を入れたらお金が返ってくるという流れです。
第12レースのあとは少しだけ混みあうので、第11レースと第12レースの間に清算しておくのがおすすめです!
インターネット投票の場合は?
出典:https://www.boatrace.jp/
パソコンやスマホで、舟券の購入や払戻などの取引ができるサービスで「テレボート」というものがあります。
これは、このサイトに登録した銀行口座に入金したお金で、舟券の購入ができたり的中した舟券を払い戻したりすることができるというものです。
テレボートから払戻金を受け取る方法は「清算指示」と「自動精算」の2つです。
的中した舟券をすぐに銀行口座に入金したい場合は、メニューバーの「入金・清算」から「清算する」を選びましょう。
テレボートは清算指示を出さなくても、その日の夜には自動的に口座に振り込まれるので払戻忘れることがなく安心して利用できます。
テレボートは払い戻しを忘れる心配がないのでとても便利です!
まとめ
競艇を一から始める人は
- 競艇の基本的な4つのルールを覚える
- 競艇の7つの基礎知識を覚える
- 覚えた知識を生かして実際にレース展開を予想する
- 「知識をつける」→「レース展開を予想する」→「予想が上達して稼げる」を繰り返して楽しみながら上達するのサイクルを目指す
の4つを押さえておけば大丈夫です。
これらを押えて楽しみながら上達していけば、あなたもいつか競艇上級者になること間違いなしです!
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