【競艇の二連単】特徴やコツをマスターしてレベルアップを目指そう！

「競艇で勝ちたい！」

「競艇の舟券を覚えてレベルアップしたい！」

「二連単で勝つためには何をしたらいい？」

このように感じている方もいると思います。

二連単は、1着、2着を着順通り当てる買い方の舟券です。

全部で30通りあるので、単勝と比べると当てるのが難しい舟券だと言えます。

また、平均払戻金が「約1700円」なので、単勝の「約500円」よりも稼ぎやすいのが特徴です。

ただし、さらに稼ぐなら三連単で勝負するべきなので、ステップアップするためもまずは競艇の二連単をマスターしましょう。

この記事では、「二連単で勝ちたい人」や「レベルアップを目指している人」に向けて二連単の特徴や勝つためのコツを紹介していきます。

二連単の特徴

二連単とは、1着、2着を着順通り当てる買い方の舟券です。

6艇立てで行われるので、的中率は「3.33%(1/30)」となります。

単勝の「16.67%(1/6)」と比べると当てるのが難しいので、中級者向けの買い方だと言えますね。

平均払戻金

二連単の平均払戻金は「約1,700円」なので、単勝の「約500円」と比べると4倍近くも高いので、単勝よりも稼ぎやすいのが特徴です。

ただし、実際には1,700円程度の払戻金になるレースはかなり少ないです。

2020年4月1日~2020年4月30日に行われた全レースを調べてみて、1日12レースの中で各価格帯の払戻金が何レース出るのかをまとめました。

払戻金額	平均レース数
1円~499円	4.12回
500円~999円	2.67回
1,000円~1,499円	1.26回
1,500円~1,999円	0.78回
2,000円~2,499円	0.59回
2,500円~2,999円	0.44回
3,000円以上	1.78回

※検証期間2020年4月1日~2020年4月30日

上の表を見てわかるように「1,500円~1,900円」のレースは「0.78回」となっています。

実際には1日12レースあたりの1,700円前後の払戻金はほとんど出ないことがわかりますね。

1点買いでオッズが下がる場合もある

二連単の1レースあたりの売り上げは、一般競争で50万円前後、G3以上で100万円程度なので、1点あたり1万円以上購入するとオッズが下がる可能性があります。

例えば、あるレースの二連単の売り上げが100万円で、二連単「1-2」の売り上げが30万円だった場合、二連単「1-2」のオッズは「(100万円×0.75)÷30=2.5倍」と計算できます。

ここで、二連単「1-2」を1万円分購入すると、このときのオッズは「(101万円×0.75)÷31万円=2.443…」で「2.4倍」となるので、オッズが「0.1」下がってしまいます。

もし1点買いをするのであれば、あまり高額に賭け過ぎなように気を付けましょう。

ここまで、二連単の特徴について説明してきました。

項目ごとに分けて紹介していきましたが、「覚えることが多くて分かりにくい！」という方もいると思います。

そこで、二連単の予想のコツを2つにまとめました。

わかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

【競艇の二連単】2つのコツ

二連単予想の2つのコツを下にまとめました。

最低限、この2つを押えて二連単で勝てるようになりましょう。

モーターや節間成績などの情報が少ないレースは避ける

出典：https://www.boatrace.jp/

二連単のコツの1つ目は、「モーターや節間成績などの情報が少ないレースは避ける」です。

二連単の1日12レースあたりの払戻金の割合は、

• 1,000円以下が約7回(6.82回)
• 1,000円以上が約5回(4.76回)

となっています。

また、1,000円以上の払戻金のレース内容を調べてみると、モーター交換後や節の初日など予想の参考にできるデータが少ないレースが多い印象でした。

つまり、1,000円以上になるレースは狙って当てれるほど簡単ではないことが言えます。

二連単をマスターするなら、「出走表」「直前情報」に載っている情報を重視して、1,000円以下の払戻金をしっかり的中できるようにしましょう。

買い目点数を2~5点で勝負する

二連単のコツの2つ目は、「買い目を2~5点まで絞る」ことです。

二連単では、1点買いするとオッズが下がることがあるので、これから二連単で勝ちたいという人は複数点買いして的中率と回収率のバランスで勝負する方が望ましいです。

また、狙うレースの払戻金は1,000円以下になるので、当たると思う買い目の「直前オッズ」に合わせて「2~5点」の買い目点数で購入するようにしましょう。

二連単は、「出走表」「直前情報」にある情報を重視して、オッズと買い目点数をバランスを考えて購入することが重要だということがわかりましたね。

次は、ここまで説明したコツを具体的に解説していきますね。

【二連単の予想手順】本命選手と有力選手を見極めよう！

ここからは、二連単の予想の仕方を説明していきます。

二連単を予想する際は、本命選手(1着予想)と有力選手(2着予想)を見極めることが重要です。

選手の見極めは、「出走表」や「直前情報」を使って、ポイントを押さえながら予想ができれば問題ありません。

また、回収率を安定させるために「直前オッズ」を見て買い目点数を絞ることも重要です。

ここからは、実際に行われた「2020年7月5日の住之江競艇場の第3レース」を使って、二連単で勝つための予想の仕方を解説していきます。

出走表を見る

出典：https://www.boatrace.jp/

まずは、「出走表」を見ていきましょう。

ここでは、

• 全国勝率
• モーター2連対率
• 節間成績

の3つを見て、1着2着になりそうな選手をチェックしていきます。

全国勝率を見る

出典：https://www.boatrace.jp/

まずは、「全国勝率」が高い選手から見ていきましょう。

「全国勝率」は選手の実力を表した数値で、高いほどレースで活躍しやすくなります。

このレースでは5号艇「山口剛」選手が、全国勝率「7.27」で6名の中では最も高い数値です。

ただし、モーター2連対率「29.51%」は6艇の中でも下位の成績で、枠番で不利な5号艇という条件はやや不安要素と言えます。

ここでは、選手の実力が不安要素をどれだけカバーできるかを考えて、2着以内に入りそうな有力選手と考えておきましょう。

モーター2連対率を見る

出典：https://www.boatrace.jp/

次に、「モーター2連対率」が高い選手を見ていきましょう。

6艇の中では、1号艇「天野友和」選手が「54.24%」で圧倒的に高い数値となっています。

また、全国勝率「5.41」6名の中では中位の成績で、枠番で有利な1号艇なので、舟券に絡む可能性は十分にあるでしょう。

ただし、1号艇が1着になるかどうかは、2~3号艇のスタートにも影響されやすいです。

ここでは1号艇も有力選手と判断して、他の情報も含めて最終的な判断をしてきましょう。

節間成績を見る

出典：https://www.boatrace.jp/

次は「節間成績」を見ていきましょう。

ここでは、「節間のスタートタイム」や「スタート順位」を見て、レース展開を大まかに予想していきます。

これらを見ることで、「1号艇が1着になる可能性があるか」をチェックすることができます。

このレースに出走する6名の「スタートタイム」と「スタート順位」の平均をまとめました。

枠番	平均スタートタイム	平均スタート順位
1号艇	0.14秒	2.57位
2号艇	0.17秒	3.16位
3号艇	0.17秒	3.42位
4号艇	0.13秒	2.83位
5号艇	0.14秒	2.63位
6号艇	0.15秒	2.42位

まずは、1号艇のスタートをチェックしていきましょう。

1号艇「天野友和」選手の平均スタートタイム「0.14秒」は6名の中で最も高く、平均スタート順位「2.57位」は6名の中で2番目に高いです。

今節はこの6名の中ではかなりいいスタートを切っているので、このレースでは大きくスタートが遅れる心配はないと思われます。

また、1号艇のカベ艇となる2~3号艇も一緒に見ていきましょう。

カベ艇とは、第1ターンマークでまくりに入るダッシュ勢をブロックする2~3号艇のことです。

2~3号艇のスタートが遅れるとダッシュ勢が捲りやすくなるので、1号艇が1着にならない可能性が高くなります。

このレースの2号艇「村上功祐」選手、3号艇「北川太一」選手のスタートを見てみると、2艇とも他の4名よりもスタートの状況は悪いです。

この場合、ダッシュ勢にまくられる可能性が高いので、1号艇が1着にならない可能性もあると見て、直前情報で最終的な判断をしていきましょう。

直前情報を見る

出典：https://www.boatrace.jp/

次に「直前情報」をチェックしていきます。

ここでは、

• スタート展示
• 展示タイム
• 風速や風向き

の3つをチェックしていきましょう。

スタート展示を見る

まずは、「スタート展示」を見ていきましょう。

ここでは、出走表でチェックした艇のスタートを見ていきましょう。

出典：https://www.boatrace.jp/

このレースのスタート展示ではフライングの艇もありますが、1号艇~5号艇までかなり「0.0」に近いタイミングでスタートを切っています。

本番レースでも必ず同じ展開になるとは限りませんが、この5艇は本番でも攻めたスタートをする可能性が高いと判断しましょう。

展示タイムを見る

次は「展示タイム」を見ていきましょう。

 

出典：https://www.boatrace.jp/

展示タイムは、タイムが良いほどスタートでも有利になりやすいです。

例えば、スロー勢のタイムが良ければ、スタート後の伸びでダッシュ勢に負けないスタートになります。

逆に、ダッシュ勢のタイムが良ければ、スタート後に伸びてスロー勢を捲りやすくなります。

このレースでは、6名の中では1号艇「天野友和」選手のスタートが「6.78秒」で好成績です。

他の5名が「6.90~6.93秒」と比べても「0.10秒」以上も速いので、1号艇のイン逃げが決まりやすくということがわかりますね。

風向きや風速を見る

直前情報を見る際は、「風向きや風速」をチェックしましょう。

出典：https://www.boatrace.jp/

風向きが追い風ならインコースが有利になりやすく、向かい風ならアウトへのまくりが決まりやすいと言われています。

また、風速は基本的に「4m以上」から影響が出やすくなります。

このレースでは、風向きは「向かい風」ですが、風速は「1m」なのでレース展開に影響する可能性は少ないです。

この場合の「直前情報」は、スタート展示や展示タイムのデータを重視して予想しましょう。

「出走表」や「直前情報」を見てきて、1号艇はモーター2連対率が高くて展示タイムも良く、スタートも良いので、1着になる可能性が高いことがわかります。

ですので、この場合の買い目は「1-2」「1-4」「1-5」が買い目の候補になります。

オッズを見る

最後に、二連単のオッズを見ていきます。

ここでは、予想した買い目のオッズを見て、買い目点数を絞る必要があるかチェックしていきましょう。

買い目	オッズ
1-2	5.8倍
1-4	21.5倍
1-5	4.3倍

3つの買い目の中で一番低いオッズが、買い目「1-5」の「4.3倍」となっています。

この場合買い目点数が3点なので、均等買いで「1-5」が当たってもプラス収支になります。

もし買い目候補が4点以上だった場合は、当たる確率が低いと思う買い目を省くか、オッズが低い「1-5」の掛け金を増やして、どの買い目が当たってもプラスになるように調整をしましょう。

レース結果

それでは、レース結果を見てみましょう。

 

出典：https://www.boatrace.jp/

レース結果は「1-5」で2番人気のオッズ4.3倍となりました。

二連単のレース解説は以上です。

このように、しっかりポイントを押さえて予想していけば、二連単の予想が初めての人でも大丈夫です。

実際の予想の仕方を覚えたら自力予想でも試してみて、二連単の早期上達を目指しましょう！

二連単をマスターしたら三連単にチャレンジしよう！

出典：https://www.boatrace.jp/

二連単をマスターしたら三連単にチャレンジしましょう。

三連単は、1着、2着、3着を順番通り当てる舟券の種類です。

全部で120通りなので、単勝、二連単よりもさらに難しくなりますが、平均払戻金「約7,300円」なので当たれば大きく稼げる舟券です。

二連単をマスターしたら、三連単で高配当にチャレンジしてみましょう。

まとめ

二連単のコツは、

の2つです。

これらをしっかり押さえて二連単をマスターしてみてください。

二連単がマスターできたら三連単にもチャレンジして、高配当を狙ってみてください。