この記事では、
「明日、浜名湖競艇場に行く!」
「浜名湖競艇場の予想のコツを知りたい!」
という方のために、浜名湖競艇場の特徴と予想のコツをまとめた。
浜名湖競艇場は、静岡県湖西市にある競艇場だ。
全国屈指のコースの広さを持つ競争水面ということもあり、「逃げ」「差し」「まくり差し」といった多彩な技が繰り出されやすいのが特徴となっている。
また、季節風の影響で、夏場は向かい風、冬場は追い風といった風向きの変化があり、競争水面に強く吹き付けることも多い。
「風向き」や「風速」の変化によって有利なコースが変化するため、それぞれの条件に応じたベストな予想方法についてここでは押さえておこう。
浜名湖競艇場では、風向きや風速別の有利なコースを覚えておけば予想がしやすくなると覚えておこう!
この記事では、浜名湖競艇場の特徴や攻略法についてわかりやすく解説していく。
さらに、攻略法の「応用・実践編」として、実際のレースを活用した予想の解説についても紹介していくぜ。
ぜひ参考にしてみて、これから浜名湖競艇場での予想に活かしてみてほしい。
丸亀競艇場で自力予想ができるような情報をたくさん紹介しているので、ぜひチェックしてみてくれ!
浜名湖競艇場のコース・水面・風の特徴
まずは、浜名湖競艇場の「コース」「水面」「風」の特徴を紹介していく。
冒頭で少し説明した通り、「全国屈指の広いコースでの風の影響によるレース展開の変化」が浜名湖競艇場の特徴となっている。
まずは、レースに大きく影響してくる特徴をしっかり押さえて、浜名湖競艇場でのレース展開の特徴について理解していこう。
浜名湖競艇場の特徴の基本から押さえていこう!
コース形状の特徴
浜名湖競艇場は、コースの内外に関わらず1着のチャンスが生まれやすいコース形状だ。
理由としては、全国一と呼ばれるほどコース幅が広い競争水面となっていることから、コースのどの位置でも窮屈さなく走れることが挙げられる。
第1ターンマーク前方のコース幅が「約42.7m」と広く設計されているため、艇と艇の間隔を十分に確保しやすくなっている。
そのため1~3コースの各選手は、「逃げ」「差し」「捲り」を狙っていきやすくなるのだ。
第1ターンマークの入り口付近が広いと、1~3コースが有利になりやすいぜ!
また、第1ターンマークの横幅が「約94.5m」、後方幅が「約126.0m」とこちらも広く設計されているため、ターンに勢いがつきやすくなっている。
そのため4~6コースの各選手は、艇と艇の間隔が広くなった1~3コースの間をついて「まくり差し」を狙っていきやすくなる。
選手やモーターだけでなく、風の影響でも展開が変わりやすいコース形状となっているため、風向きや風速の違いで「どのコースが有利になるのか」も最低限把握しておくと良いだろう。
風による具体的なレースへの影響については、このあと「風の特徴」で紹介しているのでチェックしてみてくれ!
水面の特徴
浜名湖競艇場は、水流や水位変化、水質などの影響が少ない水面だ。
第1ターンマークと第2ターンマークの後方が浜名湖とつながっているため「潮の満ち引き」が発生するが潮流はなく、干満差も最大でも60㎝程度と変化は少ない。
また、水質は淡水と海水が混じった「汽水」なのでクセは少なく、選手からは乗りやすいという声も多い。
そのため、コース形状の特徴も合わせて「差し」、「まくり」、「まくり差し」など様々な決め手が出やすい水面となっている。
水面変化によってレース展開が大きく変化することはないため、「気象条件」や「選手・モーターの実力」などに注意して予想をするのが良いだろう。
浜名湖競艇場では、水面変化による影響はほとんどないと覚えておこう!
風の特徴
浜名湖競艇場では、春から夏にかけては「向かい風」、秋~冬は「追い風」の影響でレース展開が変化しやすい。
理由としては、周囲に風を遮る建造物などがなく、向かい風や追い風が競走水面に直接影響を与えやすいことが挙げられる。
追い風が吹けば、スロー勢のスタートが届きやすくなり、1コースの「逃げ」が決まりやすくなる。
また風速4m以上の強風になると、1コースのターンが流れやすくなるので、1コースの内側の隙をついた2コースからの「差し」が決まりやすくなるぜ。
追い風が吹くときは、風速4m以下なら1コースの「逃げ」、風速4m以上なら2コース「差し」と覚えておこう!
向かい風が吹けば、スロー勢のスタートが押し戻されるため、スタートが遅れやすくなる。
さらに、向かい風の場合は遠州灘からの湿気を含んだ風なので、全体的にモーターの出足が悪くなり、助走距離で有利なダッシュ勢の方がスタートが伸びて有利になりやすい。
風速4m以下であれば、コース利がある1コースがやや有利だが、風速4m以上の強風になる場合は、向かい風と湿気の影響でスロー3艇の影響はかなり大きくなる。
このとき、ダッシュ勢の中でもコース利がある4コースが「まくり」や「まくり差し」を決める展開が増えてくるので注意しておこう。
向かい風が吹くときは、風速4m以上で4コースの「まくり」が決まりやすくなると覚えておこう!
浜名湖競艇場のデータ特徴
次は、コース別成績を使って、浜名湖競艇場のレースの特徴についてさらに深く紹介していく。
先ほど紹介した「コース」「水面」「風」の特徴が、実際にはどのくらいデータとして表れているのかを一緒に見ていこう。
浜名湖競艇場のデータを見て、浜名湖競艇場の特徴を深堀していこう!
コース別成績は?
コース別1・2・3着率について、「全国平均」と「浜名湖競艇場」に分けてまとめたので見ていこう。
まずは、全国平均のデータを見てみよう。
1コース | 55.9 | 17.5 | 8.5 |
2コース | 14.6 | 25.9 | 18.6 |
3コース | 12.2 | 21.4 | 20.8 |
4コース | 10.7 | 17.7 | 21.0 |
5コース | 5.6 | 12.2 | 18.3 |
6コース | 1.8 | 6.3 | 14.0 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※集計期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
次に、全国平均のデータだ。
1コース | 54.6 | 16.9 | 8.7 |
2コース | 14.2 | 24.0 | 17.9 |
3コース | 12.3 | 21.4 | 19.5 |
4コース | 12.0 | 17.8 | 20.3 |
5コース | 6.1 | 13.0 | 20.0 |
6コース | 2.0 | 8.0 | 14.8 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※集計期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
2つの青太字は1コースの1着率の数値だ。
これらを比較してみると、全国平均をやや下回っていて差は0.7%しかなく、1コースの強さは全国平均並みとなっている。
浜名湖競艇場は、第1ターンマーク付近のコース幅が広いことや、秋~冬にかけて吹く追い風の影響から1コースの逃げが決まりやすい。
1コースが有利に働く要素が多い割には、全国平均並みとなっているのには何か理由があるのかもしれないな。
春~夏にかけて吹く向かい風の条件では、スロースタートの1~3コースのスタートが遅れやすくなるので、その影響だということは十分に考えられるだろう。
このあとの季節別の1コース1着率を見て、春~夏の向かい風の影響はどのくらいあるかチェックしていこう。
浜名湖競艇場の1コース1着率は全国平均並みと覚えておこう!
さらに、2つのデータの赤太字は4コースの1着率で、これらを比較すると全国平均よりも1.3%高く、全国的に見てみれば4コースはやや強い印象だ。
浜名湖競艇場では、春~夏にかけて吹く向かい風の影響から、風速4m以上になれば4コースからのまくりが決まりやすくなる。
おそらく向かい風の影響が大きいと考えられるため、季節別の成績も見てどのくらい有効なのかもチェックしていこう。
浜名湖競艇場は、全国的に見ても4コースがやや強いと覚えておこう!
季節別の成績は?
次に、浜名湖競艇場のコース別の1着率を「季節別」に分けてまとめたので見ていこう。
まずは、全国平均のデータを見てみよう。
1コース | 55.9 | 54.5 | 56.4 | 57.0 |
2コース | 14.4 | 14.8 | 14.4 | 14.8 |
3コース | 12.2 | 12.4 | 12.3 | 12.0 |
4コース | 10.9 | 11.3 | 10.6 | 10.1 |
5コース | 5.7 | 5.9 | 5.4 | 5.5 |
6コース | 1.9 | 1.9 | 1.7 | 1.7 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※春季:2020年3月1日~2020年5月31日
※夏季:2019年6月1日~2019年8月31日
※秋季:2019年9月1日~2019年11月30日
※冬季:2019年12月1日~2020年2月29日
※単位:%
次に、浜名湖競艇場のデータだ。
1コース | 51.8 | 51.8 | 57.4 | 57.5 |
2コース | 14.1 | 14.0 | 16.0 | 12.6 |
3コース | 13.1 | 13.7 | 9.2 | 13.3 |
4コース | 13.4 | 12.5 | 11.2 | 10.7 |
5コース | 6.7 | 6.5 | 5.6 | 5.4 |
6コース | 2.2 | 2.2 | 2.1 | 1.5 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※春季:2020年3月1日~2020年5月31日
※夏季:2019年6月1日~2019年8月31日
※秋季:2019年9月1日~2019年11月30日
※冬季:2019年12月1日~2020年2月29日
※単位:%
季節別の各コース1着率のデータで、全国平均よりも高い数値には赤太字、低い数値には青太字に装飾をしている。
2つのデータの比較では、春~夏の1コース1着率は全国平均よりも高く、4コース1着率は全国平均よりもやや高くなっている。
また、秋~冬の1コースと4コースの1着率はほぼ全国平均並みとなっている。
通年でのコース別1着率では、全国平均よりも1コースがやや低く4コースがやや高かった。
ただし、季節別のデータでは、春~夏の1コースと4コースの1着率が、通年データの数値に大きく影響していることがわかるだろう。
特に、春~夏の1コース1着率は、同じ時期の全国平均との差が大きいため、1コースを信頼しすぎないように注意して予想しよう。
春~夏は1コースの勝率が下がることを覚えておこう!
浜名湖競艇場のその他特徴
浜名湖競艇場のその他特徴で、予想のポイントになるのもをいくつか紹介していく。
主な特徴はこの2つだ。
- 前半の1~6レースは1号艇にB級選手が入る番組が多い
- 第4レースと第7レースで企画レースを実施している
- モーター交換時期は4月
その他の情報も覚えておくことで、予想で他者との差をつけることが可能だ!
前半の1~6レースは1号艇にB級選手が入る番組が多い
出典:https://www.boatrace.jp/
浜名湖競艇場の一般戦やG3競走では、前半の第1~3レース、5~6レースは1号艇にB級選手が入る番組構成になることが多い。
逆に、第7レース以降の場合は「1号艇にA級選手が入る」といった番組構成のものが多くなっている。
つまり、実力が低い選手が1コースに入ることで、前半のレースの方が後半のレースよりも1コース負けやすくなっているということが言えるのだ。
また、先ほども紹介したが、浜名湖競艇場のコース別1着率のデータでは、この春~夏にかけての1コース1着率がかなり低くなっていた。
先ほどの「風の特徴」でも説明した通り、春~夏にかけて吹く向かい風も1コースに対して不利に働くため、このことも合わせて考えると、この時期は特に1コース1着率が低くなりやすいということも言えるだろう。
春~夏の1コース1着率が低いのは向かい風だけでなく、番組構成によるものも大きいようだ!
こういったレースでの払戻金は、1号艇が負けやすい分1号艇頭のときよりも当然大きくなる。
そのため、それなりの配当を狙いたい方にとってはこれらのレースは狙い目と言えるだろう。
ただしこの前半レースは、「1号艇が負けやすい」という意味では、1号艇を軸にした予想しかできない方にとってリスクが高いものとなってくるな。
番組構成の特徴も意識しながら、自分の実力に合わせてレース選びをすることが浜名湖競艇場で的中を手にするためのポイントだ。
予想に自信がないという方は、1~3レースと5~6レースでは舟券の購入を避けることをおすすめするぜ!
第4レースと第7レースで企画レースを実施している
浜名湖競艇場では、一般戦とG3競走の第4レースと第7レースで企画レースを実施している。
企画レースとは、番組の組み方に規則性を持たせて、展開予想がしやすくなっているレースのことだ。
浜名湖競艇場の企画レースについて、「レース番号」「レース名」「番組構成」に分けてまとめたので、実際にどんなレースが行われているかを見てみよう。
レース番号 | レース名 | 番組構成 |
---|---|---|
第4レース | ランチタイム戦 | 1枠にA級選手、他B級選手 |
第7レース | ブレイクタイム戦 | 1号艇、4号艇を(原則)A級選手、他B級選手 |
この中で俺のおすすめは、第7レースの「ブレイクタイム戦」だ。
このレースは、1号艇と4号艇がA級、その他の選手はB級となっているため、風速4m以上の向かい風のときに4コースのまくりが決まりやすくなるため、「1=4-全」の買い目で狙うことができる。
必ずしもA級選手が勝つとは限らないが、浜名湖競艇場の風の特徴と合わせて予想すれば狙いやすくなるぜ。
「ひとまず1レース当てて自信をつけたい!」という方は、ぜひ第7レース「ブレイクタイム戦」を予想してみてくれ!
モーター交換時期は4月
浜名湖競艇場では、毎年4月に全てのモーターが新品に交換される。
もちろんモーター交換後は、出走表に乗っている「モーター2連対率」の数値がリセットされるので、4月以降のレースでは注意して予想しよう。
また、モーター2連対率は、モーター交換から2~3ヶ月ほど経過しないと信頼できる数値にならないと言われている。
なぜなら、「モーター交換直後に一般戦でA1級の選手が2節連続で走ったモーター」のような場合、モーター2連対率が高くてもモーター本来の実力以上に、選手の実力が加味されている可能性が高いからだ。
そのためモーター交換後の4月~6月は、「周回展示でのターンの良し悪し」や「展示タイム」など、レース直前のモーターの特徴を重視するのがおすすめだ。
浜名湖競艇場では、モーター交換後の4月~6月の間は、モーター2連対率は鵜呑みにせず、レース直前の展示気配を参考にしよう!
浜名湖競艇場の攻略法
ここからは、浜名湖競艇場の特徴を踏まえた「浜名湖競艇場の攻略法」について紹介していく。
俺がおすすめする、浜名湖競艇場の攻略法はこの3つだ。
- 風速4m以下の追い風が吹く場合は1号艇を軸に予想する
- 風速4m以上の追い風が吹く場合は2号艇を軸に予想する
- 向かい風が吹く場合は1号艇を信用しすぎない
これらの攻略法を実際に活用してみて、浜名湖競艇場の予想に役立ててみてくれ。
俺がおすすめする「浜名湖競艇場の攻略法」を一緒に見ていこう!
風速4m以下の追い風が吹く場合は1号艇を軸に予想する
出典:JLC
攻略法の1つ目は、「風速4m以下の追い風が吹く場合は1号艇を軸に予想する」ことだ。
なぜなら、追い風が吹く場合は1コースの「逃げ」が決まりやすくなるからだ。
風速4m以下の追い風が吹く場合、1コースは風に押されてスタートが加速しやすくなり、良いスタートからの「逃げ」が決まりやすくなる。
ただし風速4m以上になると、スタートが行きすぎてターンが流れやすくなるので、1コースからの「逃げ」は決まりにくくなる。
そのため、追い風が強くなるときは1号艇を信用しすぎないように注意しよう。
1号艇を軸にする場合は、風速が強すぎないか注意して予想することがポイントだ!
風速4m以上の追い風が吹く場合は2号艇を軸に予想する
攻略法の2つ目は、「風速4m以上の追い風が吹く場合は2号艇を軸に予想する」ことだ。
なぜなら、追い風が強まり風速4mを超えると1コースのターンが流れやすくなるからだ。
1コースのターンが流れると内側に隙ができるので、2コースの「差し」が決まりやすくなる。
ただし、「差し」は「まくり」よりも難しいとされるため、2コースの選手が「差し」を決めるには、1コースの引き波をうまくさばいて、その波を乗り越えれるだけのテクニックが重要となる。
「さばき」がうまい選手は、若手よりも選手歴が長いベテランに多い傾向がある。
そのため、ベテラン選手が2号艇に入る場合は、「差し」を想定して予想をしてみるのがおすすめだ。
風速4m以上の追い風が吹くとき、2号艇にさばきがうまいベテラン選手なら買いだ!
向かい風が吹く場合は1号艇を信用しすぎない
出典:JLC
攻略法の2つ目は、「向かい風が吹く場合は1号艇を信用しすぎない」ことだ。
なぜなら浜名湖競艇場では、春~夏の1コース1着率が1年の中でもかなり低いからだ。
浜名湖競艇場では、春~夏にかけて向かい風が吹くレースが多く、向かい風は湿気を含んでいるため、スロー勢のスタートが遅れやすくなる。
また、一般戦やG3競走では「前半の第1~6レースは1号艇にB級選手が入る」傾向があるため、スタートに不安要素がある選手が1号艇となる場合も多い。
そうなると、追い風が吹くときよりも1コースが負ける展開が増えてくるため、春~冬は1コース1着率が低くなっているのだと考えられる。
風の影響だけでなく、番組構成にも1コースが負ける要素が多いので注意しよう!
逆に向かい風が吹く春~夏の時期は、スタートで有利になりやすい4コースからのまくりが決まりやすくなる。
また、春~夏の4コース1着率は1年の中でも高く、通年成績でも全国平均よりもやや高い。
そのため向かい風が吹く場合は、4コースに入る可能性が高い4号艇を頭に予想してみるのがおすすめだ。
風速4m以上の向かい風になる場合は4コースのまくりが決まりやすくなるので、実力上位の選手が入る場合やスタート展示でのスタートが良い場合などに1着を狙ってみるといいだろう。
風速4m以上の向かい風が吹く場合は、4号艇の全国勝率が高くスタートも良好であれば1着を狙ってみよう!
浜名湖競艇場のレース解説①(風速4m以上の追い風が吹く場合)
さあここからは、実際に行われたレースを参考に「浜名湖競艇場での予想の仕方」について解説していく。
今回は、先ほど説明した「風速4m以上の追い風」と「風速4m以上の向かい風」が吹く場合の2つを解説していくぜ。
まずは、「風速4m以上の追い風」条件の、2020年1月26日に行われたG3競争第6レースを使って説明していく。
先ほど紹介した浜名湖競艇場の攻略法について、ポイントを押さえながら解説していくので、ぜひ予想の参考にしてみてほしい。
攻略法で紹介した「風速4m以上の追い風が吹く場合」の予想を解説していくぜ!
出走表を見る
まずは、このレースの「出走表」をチェックしていこう。
ここでは、選手の「ランク」や「全国勝率」をチェックして、どんな選手がどのコースにいるかを把握しておこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
出走表を見てみると、3号艇「廣中智紗衣」選手がA1級、2号艇「水野望美」選手と4号艇「渡邉優美」がA2級で、その他の選手はB級となっていた。
特に、5号艇「森下愛梨」選手は新人なので、舟券に絡む可能性は低いとみて、予想から省いておいても良さそうだな。
気象条件やモーターなどの影響で、必ずしもA級選手のみで決着するとは限らないので、直前情報もしっかりチェックしていこう!
直前情報を見る
次に、このレースの「直前情報」をチェックしていこう。
直前情報では、主に「スタート展示」「展示タイム」「水面気象情報」をチェックするのがおすすめだ。
出典:https://www.boatrace.jp/
まずは、このレースの「水面気象情報」からチェックしよう。
ここでは、「風向き」や「風速」によってレース展開に影響がありそうかなど注意して見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースでは、風速は「5m」、風向きは「斜め追い風」となっている。
ここでは、先ほどの攻略法の1つ目で説明した通り「風速4m以上の追い風」がポイントとなってくる。
1コースが最初のターンで流れる可能性が高く、2コースの差しが決まりやすい状況だということを覚えておこう。
浜名湖競艇場では、追い風が強くなる場合の2コース「差し」に注意しよう!
次に、このレースの「スタート展示」をチェックしよう。
ここでは、「進入隊形には変化はないか」「スタートが遅れていないか」「スタートタイミングは早すぎないか」を見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースのスタート展示では、5号艇「森下愛梨」選手と6号艇「西茂登子」選手の進入コースが入れ替わっていた。
そして、スタートタイミングに関しては、1号艇「西舘果里」選手が6名の中でもかなり遅れていた。
さらに、3号艇「廣中智紗衣」選手、4号艇「渡邉優美」選手、6号艇「西茂登子」選手の3名がフライングとなっていた。
スタート展示での大幅なフライングや遅れは、本番ではスタートが遅れる可能性が高いと判断できる。
その他の選手に関しては、概ねスタートタイミングは合っていると判断しよう。
1号艇、3号艇、4号艇、6号艇のスタートタイミングには注意しておこう!
最後に、このレースの「展示タイム」をチェックしよう。
展示タイムとは、周回展示2周目の直線を計ったタイムのことで、モーターの「伸び足」が反映されている。
ここでは、モーターの「伸び足」がどのくらい良いかを参考にしてみるのがおすすめだ。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースで展示タイムが良かったのは、1号艇と3号艇と4号艇の(6.88秒)だ。
また、1~4号艇のチルト角度を「0.0度」に調整していて、モーターの伸びを意識していることが好タイムに繋がっていることも考えられる。
このレースでタイムが良かった選手に関しては、伸び足が良い選手と捉えておこう。
このレースでは1号艇と3号艇と4号艇の展示タイムが良かったと覚えておこう!
レース予想は?
最後に、このレースのポイントをまとめたので見ていこう。
- 追い風の影響で2コースの差しが決まる可能性が高い
- 3号艇がA1級
- 4号艇がA2級、5号艇は節間成績が良い
まず、「風速5mの追い風」という状況を考えると、2コースの差しが期待できる。
2号艇「水野望美」選手と1号艇「西舘果里」選手との実力差も考えたら、2コースからの差しでの1着にも期待できるだろう。
2号艇「水野望美」選手が「差し」で1着になりそうなレースだな!
次に、3号艇「廣中智紗衣」選手がA1級ということもポイントとなる。
1号艇と2号艇の順位が入れ替わった場合、1号艇と3号艇が競り合いになる可能性が高い。
この2名の実力差は、先ほどの2号艇「水野望美」選手よりもさらに大きく、2~3着は入れ替わることも考えておくと良いだろう。
1号艇と3号艇が2~3着に絡む可能性が高いぜ!
最後に、4号艇「渡邉優美」選手がA2級、6号艇「西茂登子」選手の節間成績が良いというところもポイントだ。
この2名の枠番を考えたら、展開次第では3着に入る可能性がある。
4号艇「渡邉優美」選手はA2級で、6名の中でも実力上位ということを考えれば問題ないだろう。
6号艇「西茂登子」選手はB1級だが、今節は3着以内が3回と調子は悪くない。
スタート展示で5コースに進入していることを考えると、3着以内の可能性もさらに広がるだろう。
このことから、4号艇と6号艇も3着予想の候補として考えておくと良さそうだな。
レース予想をまとめると「2-13-1346」となるぜ!
レース結果は?
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「2-1-3」となった。
本番レースでは予想通り、追い風の影響で1コースのターンが流れて、内側の隙を狙った2号艇「水野望美」選手が1着となった。
今回は、2020年1月26日に行われた浜名湖競艇場の第6レースを、一つの例として説明してきた。
もし、同じような条件となった場合は、この予想の組み立て方が活かされるので、ぜひ参考にしてみてほしい。
次は、追い風での予想を覚えたら次は向かい風での予想も覚えていこう!
浜名湖競艇場のレース解説②(風速4m以上の向かい風が吹く場合)
次は、「風速4m以上の向かい風が吹く場合」の予想の仕方を解説していく。
今回解説で活用するのは、2020年8月30日に行われた一般戦の第9レースだ。
「風速4m以上の向かい風」条件の予想も覚えておこう!
出走表を見る
まずは、このレースの「出走表」をチェックしよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
出走表を見てみると、4号艇「石丸海渡」選手がA1級、1号艇「金児隆太」選手と2号艇「川原祐明」選手がA2級でその他はB級となっている。
このレースでは、6号艇「中村将隆」選手は実績のない新人選手なので、ここでは予想から外しておくと良いだろう。
気象条件やモーターなどの影響で、必ずしもA級選手のみで決着するとは限らないので、直前情報もしっかりチェックしていこう!
直前情報を見る
次に、このレースの「直前情報」をチェックしていこう。
先ほどと同様に、「スタート展示」「展示タイム」「水面気象情報」を見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
まずは、このレースの「水面気象情報」をチェックしよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースでは、風速は「4m」、風向きは「向かい風」となっている。
先ほどの攻略法の2つ目で説明した通り、向かい風が4m以上になる場合は、1~3コースのスタートが遅れやすくなるため、4コースのまくりやまくり差しが有効となる。
また、向かい風条件では、1コースが負けやすくなっていることも説明した通りだ。
ここでは、「向かい風」「風速4m」がポイントとなってくるので、1コースが不利な状況なでかつ1~3コースのスタートが遅れて、4コースがまくりを狙いやすくなっている状況だとイメージしておこう。
浜名湖競艇場では、向かい風が吹く場合には1コースが負けやすいかどうか、強く吹く場合には4コースのまくりが決まりそうかに注意しよう!
次に、このレースの「スタート展示」をチェックしよう。
ここでは、「進入隊形には変化はないか」「スタートが遅れていないか」「スタートタイミングは早すぎないか」を見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースのスタート展示では、1コースのスタートタイミングがかなり遅れていた。
スタート展示でスタートタイミングが大幅に遅れている選手は、スタート勘があっておらず本番レースでもスタートが遅れる可能性が高い。
その他の選手は、概ねスタートタイミングは合っていると判断して良さそうだ。
1コースのスタートタイミングには注意しておこう!
最後に、このレースの「展示タイム」をチェックしていこう。
ここでは、モーターの「伸び足」がどのくらい良いかを参考にしてみよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースで展示タイムが良かったのは、1号艇「金児隆太」選手の(6.67秒)だ。
ただし、6名の展示タイムが(6.70秒)前後となっていてそれほど差がないため、参考程度に見ておくといいだろう。
展示タイムには全艇それほど差がなかったと覚えておこう!
レース予想は?
最後に、このレースのポイントをまとめたので見ていこう。
- 向かい風の影響で4コースのまくりが決まる可能性が高い
- 2号艇がA2級
- 5コースにもチャンスがある展開
まず、「風速4mの向かい風」という状況を考えると、4コースからのまくりが期待できる。
4号艇「石丸海渡」選手がA1級で、6名の中で実力上位ということを考えれば、4コースからのまくり1着にも期待できるだろう。
4号艇「石丸海渡」選手が「まくり」で1着になりそうなレースだな!
次に、2号艇がA2級ということもポイントになる。
4号艇がまくりで1番手に浮上した場合、セオリー通りなら1号艇が2着になる可能性が高い。
ただし、1号艇「金児隆太」選手はB1級選手で6名の中では実力下位、さらにスタート展示を見る限りスタート力に不安を抱えている状況だ。
さらに、隣の2号艇「川原祐明」選手はA2級ということもあり、2着争いで競り合いになれば逆転される可能性が高い。
ここは1号艇だけでなく、2号艇も2~3着候補として考えておくと良さそうだな。
1号艇と2号艇が2~3着に絡む可能性が高いぜ!
最後に、4コースまくりに行くなら、5コースにもチャンスがあることもポイントだ。
4コースのまくりが決まれば、1~3コースはまくりのときの引き波にのまれて減速するため、5コースもアウトからのまくりで2着に入る可能性が高くなる。
ただし、5号艇「櫻井優」選手は、B1級で全国勝率3点台、今節も3着が1度しかないため、2着は期待できないだろう。
このことから、4号艇の後ろからまくり切れない可能性が高いため、良くても3着以内と考えておくのが良さそうだな。
レース予想をまとめると「4-12-1235」となるぜ!
レース結果は?
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「4-2-1」となった。
今回は、2020年8月30日に行われた浜名湖競艇場の第9レースも、一つの例として説明してきた。
もし、同じような条件となった場合は、この予想の組み立て方が活かされるので、先ほどの「風速4m以上の追い風が吹く場合」の解説と一緒に参考にしてみてほしい。
このように、浜名湖競艇場でのレースのパターンを覚えておけば、どのような条件であっても的中率を高めていけるはずだから、しっかり覚えておいて欲しい!
浜名湖競艇場「ならでは」の情報
これから浜名湖競艇場に行ってみようと思っている方に向けて、浜名湖競艇場の「ならでは」の情報を紹介していくぜ。
ぜひ参考にしてみて、浜名湖競艇場の完全攻略を目指してみてくれ。
浜名湖競艇場ならではのイチオシ情報を紹介していくぜ!
フラワーレストランの「鰻丼」
出典:ういちの一人舟
浜名湖競艇場の施設内にある、フラワーレストランの「鰻丼」はおすすめだ。
競艇場内のレストランで、浜松名物の鰻丼が食べられるのは大きなメリットと言えるだろう。
また、通常は1050円だが、土用の丑の日に頼めば1食500円でお得に食べることができるのも魅力の一つだ。
浜名湖競艇場に立ち寄った際は、ぜひ立ち寄ってみてくれ。
昼には鰻丼を食べて、午後のレース予想のパワーを養おう!
浜名湖競艇場へのアクセス方法
浜名湖競艇場の所在地は、「静岡県湖西市新居町中之郷3727-7」だ。
主なアクセス方法は、「車」「電車」だ。
車で行く場合は、浜名湖競艇場の周囲に無料の駐車場が7か所もあるので、そちらを利用してみてくれ。
電車で行く場合は、最寄りの「新居町駅」までは、JR東海道線を活用すれば到着することができるぜ。
詳しいアクセス方法については、ボートレース浜名湖オフィシャルサイトの「アクセス案内」でチェックだ!
まとめ
浜名湖競艇場の特徴についてまとめた。
- 追い風4m以下では、1コースの「逃げ」が決まりやすい。
- 追い風4m以上では、2コースの「差し」が決まりやすい。
- 向かい風が吹く場合では、前半レースの1コースが不利になる。
- 向かい風4m以上では、4コースの「まくり」や「まくり差し」が決まりやすい。
また、浜名湖競艇場の攻略法は「風速4m以下の追い風が吹く場合は1号艇を軸に予想する」「風速4m以上の追い風が吹く場合は2号艇を軸に予想する」「向かい風が吹く場合は1号艇を信用しすぎない」だったな。
この記事で覚えたことを活かして、どんどん的中舟券を手にしてみてくれ。
この記事で覚えたことを実践すれば、自力予想のレベルアップ間違いなしだ!
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