この記事では、
「明日、宮島競艇場に行く!」
「宮島競艇場の予想のコツを知りたい!」
という方のために、宮島競艇場の特徴と予想のコツをまとめた。
宮島競艇場は、広島県廿日市市にある競艇場だ。
競争水面が瀬戸内海と繋がっていて、「潮の満ち引き」がレース展開を左右しやすい。
特に、干満差が最大で「約3m以上」になることから水面の変化が大きく、水位や潮流の状況に応じたレース予想がポイントとなってくる。
この記事では、「宮島競艇場の特徴や攻略法」についてわかりやすく解説していくぜ!
さらに、季節によって風向きも変わりやすく、風も強く吹くことが多いので注意しておこう。
ぜひこういった特徴や攻略法について詳しく学んで、これからの予想に生かしてみてくれ。
この記事を読んで、宮島競艇場での予想のコツを掴んでみてくれ!
宮島競艇場のコース・水面・風の特徴
まずは、宮島競艇場の「コース形状」「水面」「風」の特徴について紹介していく。
この3つの特徴で、「第1ターンマーク付近が広いコース設計」「潮の満ち引きによる干満差や潮流」「夏場の向かい風と冬場の追い風」が宮島競艇場のポイントとなってくる。
レースに大きく影響してくる特徴をしっかり押さえて、宮島競艇場でのレース展開の特徴について理解していこう。
宮島競艇場の特徴の基本的なところから押さえていこう!
コース形状の特徴
宮島競艇場のコース形状は、1コース有利に働きやすいのが特徴だ。
これは、第1ターンマーク前方のコース幅が広くなっていることが理由とされている。
1コースの選手は、ターンをする際に必要なターンマークとの距離を確保できる。
そのためスピードターンがしやすくなり、外側の選手とのスピードに差がなくなるため、「逃げ」が決まりやすくなるのだ。
ただし宮島競艇場では、風や潮の影響で1コースの逃げが決まりにくくなる場合もある。
広いコース形状だからといって、必ずしも1コースが逃げやすいわけではないとことは頭に入れておこう。
1コース有利な設計だが、風や潮次第で1コース以外も1着のチャンスがあると覚えておこう!
水面の特徴
宮島競艇場の水面は、最大3m以上の干満差があることが特徴だ。
そのため、潮位差によるレース展開への影響に注意しよう。
まず、満潮に近い時間帯には、潮位が高くなることで風の影響を受けやすくなる。
このとき水面が荒れやすくなってスピードターンがしにくくなるので、「1コースの逃げ」や「2コースの差し」が有効だ。
満潮に近い時間帯になると「1コースの逃げ」や「2コースの差し」が決まりやすくなると覚えておこう!
次に、干潮に近い時間帯には、潮位が低くなることで風の影響を受けにくくなる。
このとき水面が穏やかになることでスピードターンがしやすくなるので、「3~6コースのまくり」が有効だ。
干潮に近い時間帯になると、「3~6コースのまくり」が決まりやすくなると覚えておこう!
さらに宮島競艇場では、潮流によるレースへの影響にも注意しよう。
満潮に向かう時間帯になると、スタートラインから第1ターンマーク方向に潮が動く(追い潮)。
そのため、1~3コースはスタート後の加速がつきやすくなるので、「1コースの逃げ」や「2コースの差し」が決まりやすくなる。
満潮に向かう時間帯には、「1コースの逃げ」や「2コースの差し」が有効になると覚えておこう!
干潮に向かう時間帯なると、スタートラインから第2ターンマーク方向に潮が動く(向かい潮)。
そのため、1~3コースはスタート後の加速がつきにくくなるので、「4コースのまくり」が決まりやすくなる。
潮流によるレースへの影響は「大潮」の時期に大きくなるので、レースのときの潮の状況はあらかじめ把握しておこう。
満潮に向かう時間帯には、「4コースのまくり」が有効になると覚えておこう!
風の特徴
宮島競艇場では、夏場に向かい風、冬場に追い風といったが風向きの傾向がある。
このとき、風速が変わると有利なコースも変化しやすくなるので注意しよう。
まず、風速1~4m以下では、風向きに関係なく1コースが1着になりやすい。
なぜなら、微風であれば特に各コースに影響を与えることがなく、広いコースの特徴が活きやすくなるからだ。
そのため、風速1~4mではコース利を生かした「1コースの逃げ」が有効になるのだ。
風速1~4mであれば、1コースの逃げが有効だ!
次に、風速5m以上の向かい風の場合、「4コースのまくり」が決まりやすくなる。
なぜなら、1~3コースのスタートが遅れやすくなるからだ。
助走距離が短い1~3コースは、風に押し戻されてスタート後の加速がつきにくくなる。
このとき、4コースのスタートが伸びやすくなるため、4コースがまくりを決めやすくなるのだ。
風速5m以上の向かい風では「4コースのまくり」が有効だ!
最後に、風速5m以上の追い風の場合、3コースのまくりが決まりやすくなる。
なぜなら、1~2コースのスタートが遅れやすくなるからだ。
通常、追い風が強く吹く場合は、スタートのときに風に押されるため、1コースのターンが流れやすくなり、2コースの差しが有効となる。
ただし宮島競艇場では、2コースもターンが流れるほど直線での勢いがつくため、スタートでは消極的になることが多い。
そのため、1~2コースが出遅れるときを狙った「3コースのまくり」が有効になるのだ。
通常は、強い追い風では2コース有利となるため、宮島競艇場での特有のレース展開として覚えておくと良いだろう。
風速5m以上の追い風では「3コースのまくり」が有効だ!
宮島競艇場のデータ特徴
次に、宮島競艇場のコース別データを使って、コース別の特徴を紹介していく。
ここでは、「コース別成績」や「コース別決まり手」のデータを使って、実際にはどのコースがどのくらい有利なのかを説明していくぜ。
宮島競艇場のデータを使って、有利なコースを一緒に深掘りしていこう!
コース別成績
コース別成績のデータについて、「全国平均」と「宮島競艇場」に分けてまとめたので見てみよう。
まずは、全国平均のデータからだ。
1コース | 55.9 | 17.5 | 8.5 |
2コース | 14.6 | 25.9 | 18.6 |
3コース | 12.2 | 21.4 | 20.8 |
4コース | 10.7 | 17.7 | 21.0 |
5コース | 5.6 | 12.2 | 18.3 |
6コース | 1.8 | 6.3 | 14.0 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※検証期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
次に、宮島競艇場のデータを見てみよう。
1コース | 58.2 | 16.7 | 8.2 |
2コース | 12.3 | 27.6 | 19.7 |
3コース | 12.8 | 22.4 | 20.5 |
4コース | 9.5 | 15.8 | 21.4 |
5コース | 6.1 | 11.8 | 18.3 |
6コース | 2.4 | 6.9 | 13.1 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※検証期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
2つのデータの赤太字の部分は、1コース1着率の数値だ。
これらを比較すると、全国平均よりも高いことがわかるだろう。
宮島競艇場では、
- 1マーク付近のコース幅が広く1コース逃げが決まりやすい
- 追い潮時に、1コースのスタートが加速しやすい
- 春や秋は風の影響が少なく、コース利を生かしやすい
などの理由で、1コースが有利になりやすい。
実際には、1コース1着率が全国平均より高くなるほど影響があるようだ。
宮島競艇場では、全国的に見ても1コースが1着になりやすいと覚えておこう!
コース別決まり手
コース別決まり手のデータについて、「全国平均」と「宮島競艇場」に分けてまとめたので見てみよう。
まずは、全国平均のデータからだ。
1コース | 94.7 | 0 | 0 | 0 | 5.1 | 0.2 |
2コース | 0 | 65.7 | 23.8 | 0 | 9.2 | 1.4 |
3コース | 0 | 12.7 | 37.8 | 37.0 | 11.6 | 1 |
4コース | 0 | 20.1 | 42.3 | 26.9 | 9.4 | 1.3 |
5コース | 0 | 7.3 | 20.5 | 58.3 | 11.6 | 2.3 |
6コース | 0 | 12.6 | 23.2 | 46.9 | 14.4 | 2.9 |
※データは艇国データバンクから取得
※検証期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
次に、宮島競艇場のデータを見てみよう。
1コース | 96.2 | 0 | 0 | 0 | 3.6 | 0.1 |
2コース | 0 | 64.6 | 24.6 | 0 | 9.8 | 1 |
3コース | 0 | 12.3 | 44.3 | 29.4 | 13.6 | 0.3 |
4コース | 0 | 13.3 | 50.6 | 25.3 | 8.7 | 2.1 |
5コース | 0 | 4 | 25.2 | 53.0 | 15.9 | 2 |
6コース | 0 | 10 | 31.7 | 48.3 | 10 | 0 |
※データは艇国データバンクから取得
※検証期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
2つの赤太字の部分は、「3~6コースのまくり」の数値だ。
2つのデータを比較すると、全国平均よりも高いことがわかるだろう。
これは先ほど説明した通り、干潮に近い時間帯になると「スピードに乗ったまくり」が狙いやすくなることが理由だ。
風によって水面が荒れる心配がなくなれば、3~6コースがまくりを狙ったレース展開になる。
ただし、5~6コースは1着率自体はそこまで高くなっていないので、警戒する必要性は薄いだろう。
干潮付近では「まくり」が狙いやすくなるが、5~6コースがまくる心配をそこまでする必要はないだろう!
そして、風速5m以上の追い風が吹けば、3コースのまくりが決まりやすくなる。
また、風速5m以上の向かい風が吹けば4コースのまくりも有効だ。
そのため、干潮のときには3~4コースが1着になる条件を押さえて予想すると良いだろう。
干潮時は3~4コースのまくりを重視して予想するのがおすすめだ!
次に、2つの青太字を見てくれ。
これらは、「2・3コースの抜き」の数値で、これらも全国平均より高いことがわかるだろう。
これは、第2ターンマーク付近でうねりが発生することが理由として上げられる。
満潮に向かう時間帯では、うねりの影響で逆転が起きやすくなる。
そのため、2・3・5コースにチャンスがありそうな時は、抜き想定での予想が有効だと言えるだろう。
満潮時刻に近い時間帯では、2・3コースの「抜き」も有効だ!
宮島競艇場のその他特徴
宮島競艇場のその他特徴で、予想のポイントになるのもをいくつか紹介していく。
主な特徴はこの3つだ。
- 企画レースを1日3レース実施している
- オリジナル展示データを公開している
- モーター交換時期は10月
その他の情報も覚えておくことで、予想で他者との差をつけることが可能だ!
企画レースを1日3レース実施している
宮島競艇場では、一般戦とG3競争で企画レースを実施している。
企画レースとは、番組構成に特定のルールや縛りがあるレースで、基本的に本命予想がしやすいように構成されていることが多い。
特に宮島競艇場では、第1レース、第5レースまたは第6レース、第9レースでこの企画レースを実施しているぜ。
宮島競艇場の企画レースについて、「レース番号」「レース名」「レース内容」に分けてまとめたので見てみよう。
レース番号 | レース名 | レース内容 |
---|---|---|
第1レース | ファーストバトル | 1号艇にA級選手。他の枠番にB級選手。 |
第5or6レース | ランチタイム | 1号艇にA級選手。他の枠番にB級選手。 2~4号艇にA級選手が入ることもある。 |
第9レース | ティータイム | 1号艇にA級選手。他の枠番にB級選手。 2~4号艇にA級選手が入ることもある。 進入固定。 |
この中でも俺がおすすめするレースは、第9レースの「ティータイム」だ。
このレースでは「進入固定」となっているので、前付けなどでコースが入れ替わる心配が無い。
そして、1号艇がA級なので軸にしやすいだけでなく、2~4号艇の中からも1着候補が選びやすい。
追い風が強く吹けば2コース、向かい風なら4コースが有利になるので、風が強く吹くときの条件に合わせて的を絞る予想がおすすめだ。
企画レースを予想する際は、「宮島競艇場の風の特徴」を生かした予想が有効だ!
オリジナル展示データを公開している
宮島競艇場では展示タイムとは別に、独自で計測した「オリジナル展示データ」を公開している。
具体的には「まわり足タイム」「直線タイム」「一周タイム」の3つが、宮島競艇場のオリジナル展示データだ。
独自計測をしていない競艇場と違って、細かいモーターの特徴が分析しやすいところが大きなメリットとなっているぜ。
3つのタイムについて、それぞれのタイムがどういったものかをまとめたので見てみよう。
オリジナル展示データ
- 展示タイム
→バック側のスタートライン延長線から第2ターンマークの入り口までを計測したデータ。直線の「伸び足」を反映させたタイム。 - 直線タイム
→第1ターンマークの出口からバック側のスタートライン延長線までの直線を計測したデータ。直線の「出足」~「行き足」を反映したタイム。 - まわり足タイム
→第1ターンマークの入り口から出口までを計測したデータ。ターンの「まわり足」を反映したタイムとなっている。 - 一周タイム
→第1ターンマークの入り口から一周した区間を計測したデータ。総合的な「レース足」を反映したタイムとなっている。
スタート展示や周回展示で「出足」「行き足」「まわり足」「レース足」の判断が難しいと感じている方は、ぜひこれらのデータを参考にしてみてくれ。
展示気配の見極めが難しいと感じている方は、こういった数値を比較して見て、モーターなどの良し悪しを判断するのがおすすめだ!
モーター交換時期は10月
宮島競艇場では、毎年10月に全てのモーターが新品に交換される。
もちろんモーター交換後は、出走表の「モーター2連対率」がリセットされるので、4月以降のレースでは注意して予想しよう。
なぜなら、このときのモーター2連対率は、モーター交換から2~3ヶ月ほどたたないと信頼できる数値にならないからだ。
例えば、「モーター交換直後に一般戦でA1級の選手が2節連続で走ったモーター」のような場合、モーター2連対率が高くてもモーター本来の実力以上に、選手の実力が加味されている可能性が高い。
そのため、モーター交換後の10月~12月は、「周回展示でのターンの良し悪し」や「展示タイム」など、レース直前の展示情報を重視するのがおすすめだ。
モーター交換直後の10月~12月の間は、モーター2連対率を鵜呑みにせず、レース直前の展示気配を参考にしよう!
宮島競艇場の攻略法
さあ、ここからは、先ほど説明した「コース形状」「水面」「風」などの特徴を踏まえて、宮島競艇場の攻略法を紹介していくぜ。
俺がおすすめする「宮島競艇場の攻略法」はこの3つだ。
- 干満差や潮流に注意する
- 風向きや風速に注意する
- 満潮のときにまわり足を重視して予想する
「宮島競艇場での予想に苦戦している方」や「収支が思うように上がらない方」が参考にしやすい攻略法となっているので、ぜひ参考にしてみてくれ。
俺がおすすめする「宮島競艇場の攻略法」を活用して、舟券での勝利を手にしてみてくれ!
干満差や潮流に注意する
攻略法の1つ目は、「干満差や潮流に注意する」ことだ。
なぜなら、干満差や潮流の変化がレース展開に影響しやすいからだ。
先ほど説明した「干満差」や「潮流」によるレース展開の影響についてまとめたので見てみよう。
時間帯 | 水面の特徴 | レース影響 |
---|---|---|
満潮時刻に近い | 水面がざわつく | ターンが難しくなり、1~2コースが有利になる。 |
干潮時刻に近い | 穏やかな水面 | ターンしやすくなり、3~6コースがまくり狙いになる。 |
満潮に向かう | 追い潮 | スロー勢のスタートが伸びて、1~2コースが有利になる。 |
干潮に向かう | 向かい潮 | スロー勢のスタートが遅れて、4コースが有利になる。 |
宮島競艇場では、大潮のときには最大3m以上の干満差が生じるため、「潮流」に注意しなければならない。
このときは、各選手のスタートに影響が出やすいので、平均STやレース直前のスタート展示には特に注目するようにしよう。
レースの前には必ず海天気.jpの「宮島競艇場の潮汐」で宮島競艇場の詳しい潮の情報をチェックしてみてくれ!
風向きや風速に注意する
宮島競艇場の攻略法の2つ目は、「風向きや風速に注意する」ことだ。
なぜなら、風向きや風速の変化によって有利なコースが変化しやすいからだ。
「風速・風向き別」のレース特徴について、もう一度おさらいしておこう。
風速/風向き | 風の影響 | 有利なコースと決まり手 |
---|---|---|
風速5m以下/全方向 | 風による影響は少ない | 1コース「逃げ」 |
風速5m以上/追い風 | 1コースのターンが流れやすくなる | 2コース「差し」 |
風速5m以上/向かい風 | 1~3コースのスタートが遅れやすくなる | 4コース「まくり差し」 |
先ほど説明した「潮の満ち引き」とこの「風速や風向き」、これら2つの条件を合わせた有効な予想をするのがおすすめだ。
例えば、「満潮+風速5m以上の追い風→2コースの差し」や「干潮+風速5m以上の向かい風→4コースのまくり」が有効となる。
このように、「有利なコースが同じ」潮や風の条件だと、狙うべきコース予想が効果的になる。
潮と風の両方の条件を合わせると難しく思われがちだが、双方で効果的な条件だけに絞って予想すると買い目が考えやすくなっておすすめだ。
「潮の満ち引き」や「風速・風向き」で、両方とも同じコースが有利になる条件に合わせて予想してみよう!
満潮のときにまわり足を重視した予想をする
攻略法の3つ目は、「満潮のときにまわり足を重視した予想をする」ことだ。
なぜなら、満潮時刻に近い時間帯には第2ターンマーク付近で「うねり」が発生するからだ。
先ほど説明した通り、第2ターンマークで発生するうねりの影響で「抜き」が決まりやすくなる。
このとき、第1ターンマークで攻めた選手は、「モーターのまわり足」が良ければ、着を上げやすくなる。
そのため、「周回展示でのターン」や「まわり足タイム」をチェックして、まわり足が良いと思う選手を見極めることが重要だ。
コース別決まり手では「2コースの抜き」が高かったので、2号艇のまわり足が良いい場合に1着を狙ってみるのがおすすめだ。
満潮に近い時間帯でのレース予想では、「2号艇のまわり足」に注目してみてくれ!
宮島競艇場のレース解説
ここからは、実際に行われたレースを見ながら「宮島競艇場での予想の仕方」について具体的に解説していく。
今回は、攻略法の2つ目でも紹介した「干潮時刻に近い時間帯」でのレース予想を紹介していくぜ。
実際に行われたレースでも学んで自力予想でも活用していこう!
出走表を見る
今回は、2020年6月4日に行われた一般戦の第8レースを活用していく。
また、この日のレースでは、干潮時刻が「8:09」満潮時刻が「14:32」となっていた。
出典:気象庁
第8レースの開始時刻が「14:28」なので、このレースでは干潮時刻に近い時間帯のレースとなる。
このレースでは、水位が低くなっていて3~6コースがスピードターンしやすい水面となっていることをイメージしておこう。
干潮時刻に近い時間帯では水面が穏やかになるので、3~6コースがまくり狙いになるぜ!
まずは、このレースの「出走表」をチェックしていこう。
ここでは、選手の「ランク」や「勝率」を見て、このレースの中心になりそうな選手は誰かを見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースでは、5号艇「立間充宏」選手がA1級、2号艇「小野勇作」選手と4号艇「森永隆」選手がA2級、他がB級となっていた。
6号艇「今村賢二郎」選手はB2級なので、枠とランクを考えても予想から外しておいても良さそうだ。
また、全国勝率に関しても2号艇、4号艇、5号艇が高いため、この選手には注目しておいた方が良いだろう。
気象条件やモーターなどの影響で、必ずしもA級選手のみで決着するとは限らないので、直前情報もしっかりチェックしていこう!
直前情報を見る
次に、このレースの「直前情報」をチェックしよう。
ここでは、「水面気象情報」「スタート展示」「展示タイム」を見るのがおすすめだ。
出典:https://www.boatrace.jp/
まずは、このレースの「水面気象情報」から見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
レース直前の水面状況は、「風速2mの向かい風」となっていた。
宮島競艇場では、「風速5m以上」にならないとレースに影響を与えることは少ないので、ここでは風に関しては問題ないと覚えておこう。
またこのレースは干潮時刻に近い時間帯なので、穏やかな水面で3~6コースがまくりを狙いやすい水面だとイメージしておこう。
このレースでは、風や潮流の影響なく穏やかな水面だと覚えておこう!
次に、このレースの「スタート展示」を見ていこう。
ここでは、「進入隊形に変化はないか」「スタートで遅れていないか」「スタートタイミングは早すぎないか」も注意して見てみよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
スタートに関しては、1号艇と3号艇に大幅な遅れが見られた。
スタート展示で大幅な遅れがある場合は、本番でも遅れる可能性がある。
スタートが決めにくい競艇場ということもあるので、スタートに苦戦している選手に注意しておこう。
また、その他のコースでは、概ねスタートタイミングは合っていたと覚えておこう。
1号艇と3号艇のスタートには注意しておこう!
最後に、このレースの「展示タイム」を見ていこう。
ここでの展示タイムは、「モーターの伸び足」の参考データとして見ていくのがおすすめだ。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースの周回展示では、3号艇と4号艇の(6.68秒)が6名の中では最も速い展示タイムとなっていた。
ただし、1番遅いタイムが(6.77秒)なので、伸び足に関しては各選手そこまで差がないとも言えるだろう。
また、4号艇に関してはチルト角度を「-0.5→0.0度」に調節している。
これは、伸び足を意識した調整となっているため、水面状況を考えるとまくりでの1着を狙っていると考えられるな。
4号艇はまくり狙いには注意しておこう!
レース予想は?
このレースの予想のポイントをまとめた。
- 4号艇のまくりが決まりそうな状況
- 2~3着候補は1号艇と5号艇
- 2号艇も3着候補にいれる
まずは、4号艇のまくり狙いが決まりそうな状況が予想のポイントとなってくる。
なぜなら、レース直前の「スタートタイミング」や「伸び足」が良かったからだ。
スタート展示では、3号艇のスタートが大幅に遅れているのに対して、4号艇のスタートタイミングは良好だった。
また、伸びを意識した調整から展示タイムもよく、スタート後に伸びて有利な状況になる可能性が高い。
A2級で全国勝率も高く、本番でも狙い通りにレースが十分に期待できるので、4号艇を1着候補にして追いても良さそうだな。
このレースの1着予想は、4号艇を押さえておこう!
次に、このレースの2~3着候補は1号艇と5号艇を押さえておくと良いだろう。
なぜなら、4号艇のまくり展開となる場合、引き波の影響で5号艇が有利になりやすいからだ。
1~3号艇が引き波の影響を受けるため、5号艇の実力も考えると4号艇がまくった後から2着に浮上する可能性が高い。
ただし、5号艇がまくり切れない場合には、枠の順番から1号艇が先行することが考えられる。
そのため、4号艇が1着になる場合の2~3着は1号艇と5号定を押さえておくと良いだろう。
このレースの2~3着は1号艇と5号艇を押さえておこう!
最後にこのレースでは、2号艇も2~3着候補に押さえておく必要がある。
なぜなら、1号艇のスタートが遅れる可能性が高いからだ。
1号艇は、スタート展示で大幅に遅れたスタートとなっていて、今節のスタートに関してもスタートタイミングがかなり遅めだった。
また、2号艇「小野勇作」選手の腕を考えたら、スタートの遅れで1号艇と2号艇の着順が入れ替わる可能性が高い。
この場合は、2号艇も2〜3着候補に押さえておくと良いだろう。
このレースの買い目は「4-15-125」を押さえておこう!
レース結果は?
最後に、レース結果を見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は、予想通り「4-5-1」となった。
今回は、2020年6月4日の第8レースを「干潮時刻に近い時間帯」条件の一例として説明してきた。
もし同じような条件となった場合は、この予想の組み立て方が活かされるだろう。
ぜひ、今後の予想の参考にしてみてくれると嬉しいぜ。
このように、宮島競艇場でのレースのパターンを覚えておけば、どのような状況であっても的中率を高めて行けるはずだから、しっかり覚えておいて欲しい!
宮島競艇場「ならでは」の情報
これから宮島競艇場に行ってみようと思っている方に向けて、宮島競艇場の「ならでは」の情報を紹介していくぜ。
ぜひ参考にしてみて、宮島競艇場の完全攻略を目指してみてくれ。
宮島競艇場のイチオシ情報を紹介していくぜ!
3階食堂「がんすうどん」
宮島競艇場の3階食堂内にある三代目勝海舟の「がんすうどん」は、競艇場グルメとして有名だ。
「がんす」とは、広島県名物の魚のすり身を揚げたもので、揚げカマボコとして販売しているところもある。
魚の旨味が出てくる分、普通のうどんよりもコクが出てクセになる味が特徴となっているぜ。
こういったご当地名物を使ったメニューを提供しているので、宮島競艇場に足を運ぶ際はぜひ食べてみてくれ。
宮島競艇場に行ったら一度は食べておきたい競艇場グルメだ!
宮島競艇場へのアクセス方法
宮島競艇場の所在地は、「広島県廿日市市宮島口1丁目15-60」だ。
主なアクセス方法は「車」「電車」だ。
車で行く場合は、広島岩国道路「廿日市IC」を降りて約6分で到着できるので、そちらを目指してくれ。
また、宮島競艇場の近くには駐車場が5か所があるので、そちらを利用してくれれば大丈夫だ。
舟券を1000円以上購入すれば駐車代が無料になるので、1階「インフォメーション」で必ず無料処理を行なってくれ!
電車で行く場合は、最寄のJR山陽本線「宮島口駅」や広島電鉄「宮島ボートレース場駅」を目指して行けば大丈夫だ。
詳しいアクセス方法は、ボートレース宮島オフィシャルサイトの「交通アクセス」でチェックしてみてくれ!
まとめ
最後に、宮島競艇場の特徴をまとめた。
- 風や潮の影響が少なければ、「1コースの逃げ」が決まりやすい。
- 満潮に近い時間帯は、「1コースの逃げ」や「2コースの差し」が決まりやすい。
- 干潮に近い時間帯は、「3~4コースのまくり」が決まりやすい。
- 満潮に向かう時間帯は、「1コースの逃げ」や「2コースの差し」が決まりやすい。
- 干潮に向かう時間帯は、「4コースのまくり」が決まりやすい。
- 風速5m以上の向かい風が吹けば、「4コースのまくり」が決まりやすい。
- 風速5m以上の追い風が吹けば、「2コースの差し」や「3コースのまくり」が決まりやすい
また、宮島競艇場の攻略法は「干満差に注意する」「風向きや風速に注意する」「満潮のときにまわり足を重視して予想する」だったな。
この記事で覚えたことを活かして、どんどん的中舟券を手にしてみてくれ。
この記事で覚えたことを実践すれば、自力予想のレベルアップ間違いなしだ!
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