「これから舟券を購入したい!」という方も多いだろう。
競艇で勝つためには、競艇のセオリーだけでなく、競艇場ごとのレースの特徴を知ることも重要となってくる。
特に今回は、丸亀競艇場の水面・風・データなどの特徴やこれらの踏まえたイチオシの攻略法について、ポイントを押さえながら紹介していくぜ。
競艇の予想をする前に、まずは競艇場の特徴を学んでおくことが重要だ!
丸亀競艇場は、香川県丸亀市にある競艇場だ。
競走水面は瀬戸内海と繋がっていて、干満差や潮流の影響で水面状況が変化しやすいのが大きな特徴だ。
また、夏場や冬場には向かい風が強く吹き、その影響でまた違った水面変化が生じるのも特徴と言える。
「潮流」「風」などの影響で有利なコースが変化するため、それぞれの条件に応じたベストな予想の方法を、まずは押さえておきたいところだ。
まずは、「潮流や風による水面変化がレース予想を大きく左右する競艇場」と覚えておこう!
もう一つ丸亀競艇場の大きな特徴としては、ナイターレース開催を通年で実施しているということだ。
日中の14:30頃から夜の20:30頃までレースが行われていて、日没の前後でも有利なコースが変化することがあるので、丸亀競艇場のナイターレースのポイントも一緒に抑えておこう。
ここでは、丸亀競艇場のナイターレースの特徴についても触れていくぜ!
この記事では、これら丸亀競艇場の特徴や攻略法について、競艇の初心者にもわかりやすく解説していく。
また「初めて丸亀競艇場で予想する」という方のために、実際のレースを活用して予想の方法についても紹介していく。
ぜひ参考にしてみて、これから丸亀競艇場での予想に活かしてみてほしい。
丸亀競艇場で自力予想ができるような情報をたくさん紹介しているので、ぜひチェックしてみてくれ!
【丸亀競艇場の基本情報】潮の満ち引きがレース展開に影響しやすい水面
まずは、「コース」「水面」「風」の特徴を中心に紹介していく。
先ほど冒頭で説明した通り、丸亀競艇場の競争水面は瀬戸内海と繋がっているため、「干満差」や「潮流」によるレース展開への影響を学ぶこことが重要だ。
また、「風の影響」も重要なポイントとなるため、これらをしっかりと押えておこう。
具体的な「干満差」「潮流」「風」による影響について一緒に学んでいこう!
コースの特徴
丸亀競艇場は、第1ターンマークの振り幅が「約16m」と大きいが特徴だ。
このことから、1コースの艇はスピードに乗ったターンが流れやすく、小回りで上手く捌きながら旋回しないと着を守れない。
逆にアウトコースは、小回りしなくてもターンができるので、1コースよりもターンスピードで有利になりやすい。
そのため、気象による影響が少なくスピードに乗ったターンがしやすい条件では、アウトコースのまくりやまくり差しが有効になってくるぜ。
丸亀競艇場の攻略では、思い切りのいいアウトコースの艇を見極めることが重要だ。
丸亀競艇場では、アウトコースにもチャンスが多い競艇場だ
水面の特徴
丸亀競艇場は、潮の満ち引きの影響でレース展開が変化しやすい競艇場だ。
理由としては、潮の満ち引きによる水位変化の影響で、満潮に近い時間帯では風の影響を受けやすく、干潮に近い時間帯では風の影響を受けにくくなることが挙げられる。
満潮に近い時間帯には、水面が荒れやすくなるので、インコースの「逃げ」や「差し」が決まりやすくなる。
また、干潮に近い時間帯には、比較的穏やかな水面になるので、アウトコースからのスピードに乗った「まくり」や「まくり差し」が有効だ。
満潮に近い時間帯はインコース、干潮に近い時間帯はアウトコースと有利なコースが変化するのが特徴だ!
また、丸亀競艇場は第2ターンマーク側が海と繋がっているため、満潮に向かう時間帯には追い潮、干潮に向かう時間帯には向かい潮といった潮流が発生する。
向かい潮→スタートラインから第2ターンマーク方向に潮が動くこと
追い潮のときは、スタート前の加速がしやすくなるので、スロー勢でもスタートがしやすい。
ただし、第1ターンマークの振り幅が大きくインコースはターンが流れやすいため、アウトコースからの「まくり差し」が決まりやすくなる。
また、向かい潮のときは、スタート前の加速がしにくくなるので、アウトコースからのまくりが決まりやすくなる。
潮位差の大きい春や秋には、これらの傾向も大きくなるので、潮汐表でレースが行われる潮の時間帯をチェックしておこう。
ボートレース丸亀オフィシャルサイトでは、「丸亀競艇場の潮汐表」を公開しているので、ぜひ予想の際の参考にしてみてくれ!
風の特徴
丸亀競艇場では、向かい風と追い潮が重なるときに注意が必要だ。
丸亀競艇場では、春~夏~秋は風の影響は少ないが、冬場になると強い向かい風が吹くことが多くなる。
このとき満潮に向かう時間帯と重なると、第2ターンマーク付近で潮と風がぶつかり合って水面が荒れやすくなるのだ。
「波高5cm」ほどになると、第2ターンマーク付近で逆転が起きやすくなるので予想の際は注意しよう。
モーターの「まわり足」が良ければレースで活躍しやすくなるので、周回展示での第2ターンマークのターンをチェックして、バタつかずスムーズにターンをしている艇を高く評価しよう。
向かい風と満潮に向かう時間帯が重なる場合は、まわり足が良いモーターが活躍のポイントだ!
また、干潮に近い時間帯と重なる場合は、アウトコースからのまくりが決まりやすくなる。
特に、風速4m以上の向かい風になると、まくりが決まりやすくなるので、このときはアウトコースの艇に注目しよう。
節間やスタート展示でのスタートタイミング、展示タイムをチェックして、それぞれの条件が良い艇をまくり1着で狙ってみるのがおすすめだ。
「干潮時+向かい風4m以上」では、アウトコースからの「まくり」が決まりやすくなると覚えておこう!
【丸亀競艇場のデータの特徴】全国平均に近く内側から勝ちやすい
次は、丸亀競艇場のコース別のデータを見て、特徴を深掘りしていくぜ。
ここでは、「コース別成績」と「コース別決まり手」のデータについて解説していくので、どのコースが勝ちやすいかを一緒に見ていこう。
コース別のデータを見て、丸亀競艇場のレースの特徴を学んでいこう!
コース別成績
コース別成績について、「全国平均」と「丸亀競艇場」に分けてデータをまとめた。
まずは、全国平均のデータだ。
1コース | 55.9 | 17.5 | 8.5 |
2コース | 14.6 | 25.9 | 18.6 |
3コース | 12.2 | 21.4 | 20.8 |
4コース | 10.7 | 17.7 | 21.0 |
5コース | 5.6 | 12.2 | 18.3 |
6コース | 1.8 | 6.3 | 14.0 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※集計期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
次に、丸亀競艇場のデータだ。
1コース | 56.4 | 17.6 | 8.4 |
2コース | 13.8 | 26.7 | 17.7 |
3コース | 11.8 | 20.3 | 20.8 |
4コース | 11.1 | 16.9 | 21.4 |
5コース | 6.1 | 12.9 | 18.0 |
6コース | 2.1 | 7.0 | 15.1 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※集計期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
2つの表の赤文字の部分は、コース別の1着率の数値だ。
2つのデータを比較してみると、丸亀競艇場ではどのコースも全国平均とほぼ変わらないことがわかる。
基本的には、全国平均と同じように1コースが一番1着になりやすく、その次に2コース、3コースといった傾向があるということだな。
競艇のセオリー通り、「内側の艇から勝ちやすい」と覚えておけば問題ないだろう。
丸亀競艇場のコース別の1着率は、全国平均に近いのが特徴だ!
コース別決まり手
コース別の決まり手について、「全国平均」と「丸亀競艇場」のデータに分けてまとめた。
まずは、全国平均のデータだ。
1コース | 95.2 | 0 | 0 | 0 | 4.7 | 0.2 |
2コース | 0 | 66.0 | 23.5 | 0 | 8.8 | 1.7 |
3コース | 0 | 12.1 | 37.3 | 38.2 | 11.2 | 1.1 |
4コース | 0 | 20.5 | 42.9 | 26.1 | 8.9 | 1.7 |
5コース | 0 | 7.2 | 21.1 | 57.8 | 11.6 | 2.3 |
6コース | 0 | 12.6 | 23.8 | 46.2 | 14.5 | 2.8 |
※データは艇国データバンクから取得
※集計期間:2019年7月1日~2020年6月30日
※単位:%
次は、丸亀競艇場のデータだ。
1コース | 94.3 | 0 | 0 | 0 | 5.6 | 0.2 |
2コース | 0 | 69.5 | 19.0 | 0 | 10.3 | 1.2 |
3コース | 0 | 11.0 | 38.6 | 39.8 | 9.5 | 1.1 |
4コース | 0 | 30.7 | 35.7 | 26.1 | 5.0 | 2.5 |
5コース | 0 | 6.5 | 13.8 | 64.5 | 13.0 | 2.2 |
6コース | 0 | 23.1 | 17.9 | 46.2 | 10.3 | 2.6 |
※データは艇国データバンクから取得
※集計期間:2019年7月1日~2020年6月30日
※単位:%
2つの赤文字の部分を比較してみると、2コースの「差し」が全国平均よりも高くなっていることがわかるだろう。
また、2コースの「差し」が高い分、「まくり」の数値が低くなっていることもわかるな。
これは、満潮に近い時間帯にインコースの「差し」が決まりやすくなることが理由として考えられる。
通年データでも全国平均より高い数値が出ているので、2コースの差しは有効だと言えるな。
満潮に近い時間帯では、2コース「差し」が決まりやすいと覚えておこう!
また、2つの表の青太字の部分を比較すると、3コースの「まくり差し」が全国平均よりも高くなっていることがわかる。
さらに、2つの表の緑太字の部分を比較すると、3コースの「まくり」が全国平均よりも高くなっていることもわかる。
そのため、干潮に近い時間帯や向かい潮の場合は3コースの「まくり」、追い潮の場合は3コース「まくり差し」が決まりやすいと覚えておいて良さそうだ。
展示航走で、スタートタイミングや展示タイムが良い場合などは、3コースの1着を狙ってみるのも良さそうだな。
3コースの「まくり」や「まくり差し」にも警戒しよう!
【丸亀競艇場のその他特徴】日中と日没後の予想の違いとは?
丸亀競艇場のその他の特徴で、予想のポイントになるものをいくつかまとめた。
- 通年ナイターレース開催を実施している
- モーター交換時期は11月
丸亀競艇場では、「通年ナイターレース開催を実施している」ところがポイントとなる。
丸亀競艇場のナイターレースにはどんな特徴があるのか、しっかり学んでほしい。
細かい情報ばかりだが、予想で他者との差をつけるためにぜひ役立ててみてくれ!
通年ナイターレース開催を実施している
丸亀競艇場では、2009年4月より通年ナイター開催を実施している。
ナイターレースとは、昼から夜にかけて行われるレースのことで、レースの前半と後半でレース展開が大きく変化すると言われている。
具体的には、日没後に日中よりも気温や水温が低下することで、モーターの出足が良くなることがこの理由だ。
モーターの出足が良くなると、枠番で有利な1号艇が好スタートを決めやすくなり、イン逃げが決めやすくなる。
そのため、日没後では日中よりも1コース1着率が高くなるのだ。
丸亀競艇場のナイターレースでは、1コースの1着率にどのような変化があるのか、コース別成績を「日没後」と「全レース」に分けてまとめたので見てみよう。
1コース | 65.2 | 56.1 |
2コース | 10.5 | 14.2 |
3コース | 10.8 | 11.8 |
4コース | 8.0 | 10.4 |
5コース | 3.8 | 5.8 |
6コース | 1.5 | 1.5 |
※データは競艇の艇国データバンクから取得
※検証期間:2019年8月1日~2020年7月31日
※単位:%
2つの赤文字の部分を比較すると、日没後のデータの方が全レースよりも高い数値になっていることがわかる。
つまり、丸亀競艇場でも、日没後は1コースが有利になることが言えるな。
日没後のレースでは、日中よりも1コースを軸にした予想をしよう。
日没後は1コースを軸にした予想が有効だ!
モーター交換時期は11月
丸亀競艇場では、毎年11月に全てのモーターが新品に交換される。
もちろんモーター交換後は、出走表に乗っている「モーター2連対率」がリセットされるので、11月以降のレースでは注意して予想しよう。
また、モーター2連対率は、モーター交換から2~3ヶ月ほど経過しないと信頼できる数値にならないと言われている。
なぜなら、「モーター交換直後に一般戦でA1級の選手が2節連続で走ったモーター」のような場合、モーター2連対率が高くてもモーター本来の実力ではなく選手の実力が反映されている可能性が高いからだ。
そのためモーター交換後の11月~1月は、周回展示でのターンの良し悪しや展示タイムなどのレース直前の情報を重視するのがおすすめだ。
丸亀競艇場では、モーター交換後の11月~1月の間は、モーター2連対率は鵜呑みにせず、レース直前のモーター情報を活用しよう!
モーター履歴や予想紙が公開されている
丸亀競艇場では、モーター履歴や予想紙が公開されている。
ボートレース丸亀のオフィシャルサイトでは、出走表と一緒にモーター履歴をチェックすることができる。
優勝戦に出場した場合は、節間成績に赤文字で表記されるため、調子が良いモーターが見分けるのにおすすめだ。
優勝戦に出場したモーターは、「出足」「まわり足」「伸び足」が平均以上の可能性が高いぜ!
また、ボートレース丸亀のオフィシャルサイトでは、予想紙も公開されている。
予想紙には舟券に絡む可能性が高い選手に「◎」や「○」など印が付いているため、予想が難しい場合でも参考にすることができるぜ。
〇(対抗)…本命に対抗できる選手。2番手評価。
△(連下)…◎や〇に勝てる能力がある選手。3番手評価。
×(単穴)…△の次に勝てる能力がある選手。4番手評価。
予想紙の「印」を活用して、自力予想の参考にするのがおすすめだ。
丸亀競艇場に詳しい専属記者の予想なので、ぜひ予想の参考に活用してみてくれ!
オリジナル展示データを活用する
丸亀競艇場では、展示タイム以外にオリジナル展示データを公開している。
具体的には、「直線タイム」「まわり足タイム」「一周タイム」など3つのオリジナル展示データを公開されているぜ。
展示タイムと合わせて、4つのタイムをチェックすることで、モーター性能の詳しい分析ができる。
3つのタイムについて、それぞれのタイムがどういったものかを下にまとめた。
- 展示タイム
→直線の「伸び足」を反映させたタイム。 - 直線タイム
→直線の「行き足」を反映したタイム。 - まわり足タイム
→ターンの「まわり足」を反映したタイム。 - 一周タイム
→総合的な「レース足」を反映したタイム。
スタート展示や周回展示で「出足」「行き足」「まわり足」「レース足」の判断が難しいと感じている方は、ぜひこれらのデータを参考にしてみるのがおすすめだ。
水面が荒れやすい冬場のレースでは、「まわり足タイム」を活用してみよう!
【丸亀競艇場の攻略法】ポイントを3つにまとめて紹介!
ここまで紹介してきた特徴を踏まえて、「丸亀競艇場の攻略法」を紹介してくぜ。
俺がおすすめする、丸亀競艇場の攻略法はこの3つだ。
- 潮の満ち引きによる影響に注意して予想する
- 風の影響に注意して予想する
- 第8レースを予想する
俺がおすすめする「丸亀競艇場の攻略法」を順番に紹介していくぜ!
潮の満ち引きに注意して予想する
攻略法の1つ目は、「潮の満ち引きや風に注意して予想する」ことだ。
丸亀競艇場では、競争水面が海と繋がっているため、潮の満ち引きの影響でレース展開が変化しやすいのが特徴だ。
潮の満ち引きによるレース展開の影響について、「潮の時間帯」「水面状況」「起きやすいレース展開」に分けてもう一度まとめた。
潮の時間帯 | 水面状況 | 起きやすいレース展開 |
---|---|---|
満潮に近い時間帯 | 荒れ水面。 | 1コース「逃げ」または2コース「差し」が多い |
干潮に近い時間帯 | 静水面。 | 3コース「まくり」が多い |
満潮に向かう時間帯(追い潮) | スタートラインから第1ターンマーク方向に潮が動く。 | 3コース「まくり差し」が多い |
干潮に向かう時間帯(向かい潮) | スタートラインから第1ターンマーク方向に潮が動く。 | 3コースの「まくり」が多い |
上の表のように、丸亀競艇場では潮の満ち引きの影響で1日のレースの間にこれだけのレース展開の変化が生じる。
特に、追い潮のときは第1ターンマークの振りが大きいことも影響して、3コースのまくり差しが決まりやすくなっている。
まわり足とスタートが良い艇が有効になるので、展示航走でのターンやスタートタイミングが良い場合は3コースの1着を狙ってみるのもおすすめだ。
潮とコース形状によるレース展開への影響は、丸亀競艇場にしかない特徴なのでぜひ覚えておいてくれ!
風の影響に注意して予想する
攻略法の2つ目は、「風の影響に注意して予想する」ことだ。
丸亀競艇場では、夏場と冬場に吹く向かい風がレース展開に影響しやすいのが特徴だ。
向かい風が吹いているときの「満潮時」と「干潮時」のレース展開の特徴をまとめた。
潮の時間帯 | 起きやすいレース展開 |
---|---|
満潮 | 第2ターンマークでの逆転が起きやすくなる。 |
干潮 | 風速4m以上で3コース「まくり」が決まりやすくなる。 |
満潮時刻に近い時間帯には、第2ターンマーク付近の水面が荒れやすくなるため、まわり足が良い艇が活躍しやすく、干潮時刻に近い時間帯は、3コースの伸び足が良ければ「まくり」が決まりやすくなる。
丸亀競艇場では、オリジナル展示データを公開しているので、満潮時には「まわり足タイム」、干潮時刻に近い時間帯には「展示タイム」を参考にしてみるのがおすすめだ。
丸亀競艇場で公開されている情報も活用して予想してみるのがおすすめだ!
第8レースを予想する
出典:https://www.boatrace.jp/
攻略法の3つ目は、「第8レースを予想する」ことだ。
丸亀競艇場では、一般戦やG3競走で企画レースを実施している。
企画レースとは、番組構成の方法に特定のルールや縛りがあるレースのことだ。
丸亀競艇場の主な企画レースについてまとめた。
レース | レース名 | 番組構成 |
---|---|---|
第6R | ナイタータイム‼カチ勝ち6 | 1、3、4号艇にA級選手が入る。 |
第7R | ラッキーレース‼穴ガチ7 | A級選手が3名入る。 |
第8R | 進入固定‼ガチ勝”ち8 | 1号艇にA1級選手、2、4号艇にA級選手が入る。 |
この中でも、俺のおすすめは第8レースの「進入固定‼ガチ勝”ち8」だ。
このレースは「進入固定」になっていて、進入時点で各選手のコースが入れ替わることがないため、そういった意味では初心者でも予想がしやすくなっている。
また、「1号艇にA1級選手」が入るようになっているため、1号艇を軸に残りの2号艇と4号艇のどちらかを2~3着予想にするように、本線予想がしやすいのが特徴だ。
「ひとまず1レース当てて自信をつけたい!」という方にとっては、この第8レースをぜひ予想してみてくれ。
一般戦やG3競走の第8レースでは、「1-2=4」を軸にした予想がおすすめだ!
【丸亀競艇場のレース解説】追い潮のときの予想の仕方を紹介!
さあここからは、実際に行われたレースを参考に「丸亀競艇場の予想の仕方」について解説していくぜ。
今回解説するのは、2020年8月3日に行われた一般戦「スポーツニッポンカップ」の第6レースだ。
先ほど紹介した丸亀競艇場の攻略法について、ポイントを押さえながら解説していくので、ぜひ予想の参考にしてみてほしい。
攻略法で紹介した「企画レースの第8レース」の予想を解説していくぜ!
出走表を見る
まずは、このレースの出走表をチェックしていこう。
このレースは企画レースで、先ほど説明した通り「1号艇にA1級、2号艇と4号艇にA級選手が入る進入固定戦」といった枠の組まれ方となっている。
単純に考えれば、A1級の1号艇を軸に他のA級選手の2号艇や4号艇が有力となってくる。
2号艇と4号艇については、A級でもA1級なのかA2級なのかもチェックしておこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
出走表を見てみると、2号艇「岡部大輔」選手はA2級、4号艇「大野芳顕」選手はA1級となっていた。
全国勝率は、1号艇「古澤光紀」選手の(6.74)が最も高く、次いで4号艇「大野芳顕」選手が(6.21)、2号艇「岡部大輔」選手が(6.18)も高い数値となっている。
また、その他の3艇は、全国勝率3~4点台の低い数値となっていた。
気象条件やモーターなどの影響で、必ずしもA級選手のみで決着するとは限らないので、直前情報もしっかりチェックしていこう!
直前情報を見る
次に、このレースの直前情報をチェックしていこう。
直前情報では、主に「水面気象情報」「スタート展示」「展示タイム」をチェックするのがおすすめだ。
出典:https://www.boatrace.jp/
まずは、このレースの「水面気象情報」をチェックしよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースの天候はくもり、風速は向かい風1mとなっている。
微風のため、レース展開に影響を及ぼす心配はなさそうだな。
また、この日の満潮時刻は「10:30」、干潮時刻は「17:10」となっていた。
先ほど説明した通り、このレースは干潮時刻に近い時間帯に行われるレースのため、水面状況は3コースのまくりやまくり差しが決まりやすい条件となる。
そのため、3コースが有利なレースになるかどうか、他の条件も考慮しながら最後にチェックしていこう。
このレースの関しては風や天候の影響は少ないと覚えておこう!
次に、このレースの「スタート展示」をチェックしていこう。
ここでは、「進入隊形に変化はないか」「スタートが遅れていないか」「スタートタイミングが早すぎないか」を見るのがおすすめだ。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースのスタート展示では、4号艇「大野芳顕」選手がフライングとなっていた。
スタート展示で大幅なフライングを切った選手は、本番ではスタートが控えめになる可能性もある。
その他の選手に関しては、概ねスタートタイミングは合っていると判断しよう。
4号艇「大野芳顕」選手のスタートには注意しておこう!
最後に、このレースの「展示タイム」をチェックしよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースで展示タイムが良かったのは、1号艇「古澤光紀」選手の(6.79秒)が最も早く、次いで4号艇「大野芳顕」選手が(6.82秒)、2号艇「岡部大輔」選手が(6.83秒)が僅差で速いタイムとなっていた。
また、その他の艇は、三名とも(6.91秒)となっていて、1号艇よりも0.1秒以上遅いタイムとなっている。
このレースでは、1号艇・2号艇・4号艇の展示タイムが速かったと覚えておこう。
展示タイムは、艇の伸び足の参考資料として活用してみてくれ!
レース予想は?
これまでの情報を踏まえて、このレースを総合的に見ていこう。
まず、全国勝率から見ても、1号艇「古澤光紀」選手が他艇よりも大きくリードしていると判断できる。
そして、スタート展示も概ね問題なく、展示タイムも6名の中では最も早い(6.89秒)というタイムだった。
また、このレースは干潮時刻に近い時間帯に行われるレースなので、3コースのまくりやまくり差しが決まりやすい。
ただし、3コースからスタートする可能性が高い3号艇「本岡勝利」選手は、全国勝率の(4.23) や展示タイムの(6.91秒)というタイムを考えると、このレースのメンバーでまくりやまくり差しを決める可能性が少ないだろう。
ここでは、「出走表」「直前情報」の内容が最も良かった1号艇「古澤光紀」選手を軸に考える方が確実だろう。
このレースの1着の有力候補は、1号艇「古澤光紀」選手と予想しておこう!
次に、4号艇「大野芳顕」選手は、「A1級」「全国勝率6.21」だけを考えると舟券の有力候補と言えるだろう。
ただし、スタート展示で大幅なフライングを切っていたことと、スロースタートの1~3号艇が好タイムだったことを考えると、本番でも同じ状況となれば、差しやまくり・まくり差しなどが狙いづらくなるだろう。
必ずしもこのような展開になるとは言い切れないが、4号艇は2~3着予想と考えておいて問題ないだろう。
4号艇「大野芳顕」選手は、2~3着になる可能性が高いと覚えておこう!
最後に、枠番や全国勝率などを考えれば、2号艇「岡部大輔」選手も有力候補の一人だ。
スタート展示や展示タイムで好タイムだったことから、普通通りレースをこなせば2着に入る可能性は高いだろう。
また、4号艇がA1級と考えれば、展開次第で3着の可能性もあるため、この選手も2~3着候補として考えておいて問題なさそう。
また、4号艇がA1級と考えれば、展開次第で3着の可能性もあるため、2号艇も2~3着予想の候補として考えておいて良さそうだな。
2号艇「岡部大輔」選手も2~3着の可能性が高く「1-2=4」がこのレースの本命予想と考えておこう!
レース結果は?
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「1-2-4」となった。
本番レースでは、予想通り1~3号艇は好スタートとなったが、3号艇はまくりが決まらず、2号艇「岡部大輔」選手は守って2着、うまく捌いた4号艇「大野芳顕」選手がうまく捌き3着となった。
今回は、2020年8月3日に行われた丸亀競艇場の第8レースを、一つの例として説明してきた。
もし、同じような条件となった場合は、この予想の組み立て方が活かされるので、ぜひ参考にしてほしい。
このように、丸亀競艇場でのレースのパターンを覚えておけば、自力予想でも的中すること間違いなしだ!
【丸亀競艇場「ならでは」の情報】
出典:https://www.boatrace.jp/
これから丸亀競艇場に行ってみようと思っている方に向けて、丸亀競艇場の「ならでは」な情報を紹介していくぜ。
ぜひ参考にしてみて、丸亀競艇場の完全攻略してみてくれ。
丸亀競艇場のイチオシを紹介していく!
一鶴本店の「骨付き鳥」
丸亀競艇場の最寄り駅「丸亀駅」のそばにある、一鶴本店の「骨付き鳥」がおすすめのグルメだ。
創業64年間変わらない味付けが特徴で、濃いめでスパイシーな味が癖になるのでお酒にも合う一品だ。
レース終わりの一杯のお伴にぜひ試してみてくれ!
丸亀競艇場へのアクセス
丸亀競艇場の所在地は、「香川県丸亀市富士見町4丁目1-1」だ。
主なアクセス方法は、「車」「電車」だ。
車で行く場合は、競艇場のそばに合計2200台収容できる駐車場があるので、そちらを利用するのがおすすめだ。
電車で行く場合は、最寄り駅の丸亀駅から無料送迎バスが出ているので、ぜひそちらを活用してみてくれ。
丸亀競艇場の詳しいアクセス方法は、ボートレース丸亀オフィシャルサイトの「アクセス方法」をチェックだ!
丸亀競艇場のまとめ
最後に、丸亀競艇場の特徴についてまとめた。
- 満潮時刻に近い時間帯には、1コース「逃げ」2、4コースの「差し」が決まりやすい。
- 干潮時刻に近い時間帯には、3コースの「まくり」が決まりやすい。
- 満潮に向かう時間帯には、3コースの「まくり差し」が決まりやすい。
- 干潮に向かう時間帯には、3コースの「まくり」が決まりやすい。
- 向かい風と満潮時刻が重なる場合は第2ターンマーク付近で逆転が起きやすい。
- 向かい風と干潮時刻が重なる場合には、風速4m以上で3コースの「まくり」が決まりやすい。
また、攻略法は「潮の満ち引きに注意して予想する」「風の影響に注意して予想する」「第8レースを予想する」だったな。
この記事で覚えたことを活かして、どんどん的中舟券を手にしてみてくれ。
この記事で覚えたことは、実践を重ねて自力予想のレベルアップに繋げてくれ!
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