この記事では、
「明日、津競艇場に行く!」
「津競艇場の予想のコツを知りたい!」
という方のために、津競艇場の特徴と予想のコツをまとめた。
津競艇場は、三重県津市にある競艇場だ。
コース形状や水面の特徴から、1コースが有利になりやすいのが大きなポイントとなっている。
1号艇を軸に本線予想が有効となるため、初心者向けの競艇場と言えるな。
この記事では、「津競艇場の特徴や攻略法」についてわかりやすく解説していくぜ!
さらに、季節によって「追い風」「向かい風」といった風の傾向があるため、思い通りの収支を手にするためにも、風の特徴に応じた予想の仕方を覚えておこう。
ぜひこういった特徴や攻略法について詳しく学んで、これからの予想に生かしてみてくれ。
この記事を読んで、津競艇場での予想のコツを掴んでみてくれ!
津競艇場のコース・水面・風の特徴
まずは、津競艇場の「コース形状」「水面」「風」の特徴から紹介していく。
レースに大きく影響してくる特徴からしっかり理解していこう。
まずは、津競艇場の特徴の基本的を押さえていくぜ!
コース形状の特徴
出典:ボートレース津オフィシャルサイト
津競艇場のコースは、1コース有利な形状となっているのが特徴だ。
なぜなら、第1ターンマーク前方のコース幅が広くなっているからだ。
1コースの選手は、ターンをする際に必要なターンマークとの距離を確保しやすくなり、スピードに乗ったターンがしやすくなる。
そのため、内と外のコースでターンスピードに差がなくなり、1コースがコース利を生かしやすくなるのだ。
ただし津競艇場では、風が強く吹くことで1コースが1着を逃しやすくなる場合がある。
コース形状による影響だけでなく、風の影響も覚えて予想に生かすようにしよう。
風の影響がなければ、1コースの逃げが有効と覚えておこう!
水面の特徴
津競艇場の水面も、1コース有利に働きやすいことが特徴となっている。
なぜなら、第1ターンマーク側にある防風対策によって水面が波立ちにくくなっているからだ。
第1ターンマーク付近の水面は、向かい風の影響を直接受けないため、風が強く吹いていても各選手ターンの際にボートがバタつく心配がなくなる。
そのため、スピードターンしやすいコース形状も合わせて、1コースがコース利を生かしやすくなっているのだ。
向かい風が強く吹いても、第1ターンマーク付近の水面が荒れる心配は少ないと覚えておこう!
ただし、追い風が強く吹く場合は別だ。
このとき、第1ターンマークには直接風が吹き付けるため、水面が波立ちやすくなる。
水面が荒れるとスピードターンしにくくなるため、各選手「差し」を狙ったレース展開が増えてくる。
このとき、「差し」うまい傾向にあるベテラン選手に注目しておくのがおすすめだ。
追い風で水面が荒れる場合は、ベテラン選手の「差し」に警戒しよう!
風の特徴
津競艇場では1年通して風向きが変化しやすく、夏場は伊勢湾からの海風の影響で「追い風」、冬場は陸からの鈴鹿おろしの影響で「向かい風」が強く吹く。
このとき、各コースのスタートに影響して有利なコースが変化しやすくなるので注意しよう。
追い風が吹くと、1コースはスタート後の加速がしやすくなるため、「逃げ」が決まりやすくなる。
ただし「風速3m以上」になると、スタート後の加速がつきすぎる影響でターンが流れやすくなる。
そのため、2コースが内側の隙をついて「差し」を決めやすくなるのだ。
追い風が吹くときは、1コース「逃げ」、風速3m以上では2コース「差し」が有効と覚えておこう!
向かい風が吹くと、1~3コースは風に押し戻される影響でスタートが加速しにくくなる。
「風速4m以上」になると、1~3コースのスタートが遅れるようになり、ターン前の直線で4~6コースに伸びられやすくなる。
そのため、4コースのスタートタイミングが良いと「まくり」を決めやすくなるのだ。
風速4m以上の向かい風が吹く場合は、4コースからのまくりが有効と覚えておこう!
津競艇場のデータの特徴
次は、津競艇場の特徴についてデータを使って解説していく。
ここでは、「コース別成績」や「コース別決まり手」を活用して、コース別の特徴を説明していくぜ。
「どのコースが1着になりやすいのか」などを参考にしてみてくれ!
コース別成績
コース別成績を、「全国平均」と「津競艇場」に分けてまとめたので見ていこう。
まずは、「全国平均」のデータからだ。
1コース | 55.9 | 17.5 | 8.5 |
2コース | 14.6 | 25.9 | 18.6 |
3コース | 12.2 | 21.4 | 20.8 |
4コース | 10.7 | 17.7 | 21.0 |
5コース | 5.6 | 12.2 | 18.3 |
6コース | 1.8 | 6.3 | 14.0 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※検証期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
次に、「津競艇場」のデータを見てみよう。
1コース | 59.7 | 16.4 | 7.7 |
2コース | 15.4 | 28.7 | 18.6 |
3コース | 10.7 | 22.2 | 22.4 |
4コース | 8.7 | 18.0 | 22.8 |
5コース | 4.8 | 11.0 | 17.7 |
6コース | 2.0 | 5.1 | 12.1 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※検証期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
2つのデータの赤太字の部分を見てみると、「1コース1着率」が全国平均よりも高くなっていることがわかるな。
これは先ほど説明した通り、コース形状が理由だと考えられる。
津競艇場では第1ターンマーク付近が広いため、1コースの逃げが決まりやすい。
こういった条件が生きやすい場合は、1コースの選手を頭にした予想はかなり有効になるのだ。
津競艇場では、風や水面が穏やかなら「1コース軸」の予想が有効になるぜ!
ただし先ほど説明した通り、風速3m以上の追い風では2コース、風速4m以上の向かい風では4コースが有利になる。
1コース有利な競艇場とはいえ「風速」と「風向き」は事前にチェックして、予想の際は「今どのコースが有利なのか」を間違えないようにしよう。
コース別成績では1コース有利だが、強い追い風では2コース、強い向かい風では4コースが有利になることは忘れないようにしよう!
コース別決まり手
コース別の決まり手のデータを「全国平均」と「津競艇場」に分けてまとめたので見ていこう。
まずは、全国平均のデータを見ていこう。
1コース | 91.3 | 0 | 0 | 0 | 4.6 | 0.2 |
2コース | 0 | 62.6 | 23.2 | 0 | 8.5 | 1.6 |
3コース | 0 | 11.7 | 36.2 | 36.1 | 10.9 | 1.1 |
4コース | 0 | 19.3 | 41.9 | 24.8 | 8.6 | 1.5 |
5コース | 0 | 6.4 | 20.9 | 55.4 | 11.1 | 2.1 |
6コース | 0 | 12.2 | 23.2 | 44.7 | 13.0 | 2.9 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※検証期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
次に、津競艇場のデータだ。
1コース | 96.6 | 0 | 0 | 0 | 3.2 | 0.2 |
2コース | 0.3 | 69.4 | 21.7 | 0 | 6.3 | 2.3 |
3コース | 0 | 16.9 | 35.5 | 37.2 | 7.9 | 2.5 |
4コース | 0 | 24.7 | 36.8 | 31.6 | 4.7 | 2.1 |
5コース | 0 | 3.0 | 25.7 | 58.4 | 7.9 | 5 |
6コース | 0 | 6.3 | 31.3 | 43.8 | 8.3 | 10.4 |
※データはBOATRACEオフィシャルウェブサイトから取得
※検証期間:2019年6月1日~2020年5月31日
※単位:%
2つのデータの赤太字の部分は「2~4コースの差し」の数値だ。
これらを比較すると、全国平均よりも高いことがわかるだろう。
これは、追い風で第1ターンマーク付近の水面が荒れると各艇「差し狙い」になることが理由だと考えられる。
特に、「スロースタート」の2~3コースや「2番差し」の4コースには効果的に働いていることがわかるな。
先ほどのデータでも2コースの1着率は全国平均だったことを考えると、このときの「2コースの差し」には警戒した方が良さそうだな。
追い風で水面が荒れるときは「2コースの差し」に警戒しよう!
津競艇場のその他特徴
津競艇場の「コース」「水面」「風」の特徴以外で、予想のポイントとなるものをまとめた。
津競艇場のその他特徴はこの2つだ。
- 一般戦の第1レースと第5レースに企画レースを実施している
- モーター交換時期は9月
その他特徴も覚えておいて、津競艇場での予想で他者と差を付けよう!
企画レースを実施している
津競艇場の一般戦とG3競走では、第1レースと第5レースに企画レースを実施している。
企画レースとは、番組構成に特定のルールや縛りがあるレースのことで、基本的には本線予想がしやすいように組まれていることが多い。
浜名湖競艇場の企画レースについて、「レース番号」「レース名」「番組構成」に分けてまとめたので、実際にどんなレースが行われているかを見てみよう。
レース番号 | レース名 | 番組構成 |
---|---|---|
第1レース | ツッキーレース | 1号艇にA級選手。他の枠番にB級選手 |
第5レース | 5-ルドレース | 1号艇にA級選手。他の枠番にB級選手 |
どちらのレースも、1号艇にA級選手が入る番組構成となっていて、1号艇を軸に予想がしやすいことがわかるだろう。
津競艇場では、風速3m以上の追い風吹けば2コースの差し、風速4m以上の向かい風であれば4コースのまくりが狙いやすくなる。
そのため、追い風なら「1=2-全」、向かい風なら「1=4-全」のように、津競艇場のレース特徴も合わせて予想することがおすすめだ。
ただし、モーターの状況などによって、必ずしもこのような買い目で決着がつかないこともあるので、予想の参考程度に活用してみてくれ。
1号艇を軸にした予想がしたいという方は、企画レースを活用してみてくれ!
モーター交換時期は9月
津競艇場では、毎年9月にすべてのモーターが新品に交換される。
もちろんモーター交換後は、出走表の「モーター2連対率」がリセットされるので、9月以降のレースには注意をしよう。
なぜならこのときのモーター2連対率は、モーター交換から2~3ヶ月程経たないと信頼できる数値にならないからだ。
例えば、「モーター交換以降に、A1級の選手が一般戦を2節連続で走った」場合は比較的モーター2連対率は高くなる。
ただし、このときのデータは、モーター本来の実力以上に「選手の実力」が加味されている可能性が高いのだ。
そのため、モーター交換直後の9月~11月は、「周回展示でのターン」や「展示タイム」などのレース直前の展示情報を重視するのがおすすめだ。
モーター交換後の9月~11月までの間は、モーター2連対率を鵜呑みにせず、レース直前の展示気配を参考にしよう!
津競艇場の攻略法
さあ、ここからは、先ほど説明した「コース形状」「水面」「風」などの特徴を踏まえて、津競艇場の攻略法を紹介していくぜ。
俺がおすすめする「津競艇場の攻略法」はこの3つだ。
- 風速1~2mの追い風が吹けば1号艇を軸に予想する
- 風速3m以上の追い風が吹けば2号艇頭の予想もする
- 風速4m以上の向かい風が吹けば4号艇を軸に予想する
「津競艇場での予想に苦戦している方」や「収支が思うように上がらない方」が参考にしやすい攻略法となっているので、ぜひ参考にしてみてくれ。
俺がおすすめする「津競艇場の攻略法」を活用して、舟券での勝利を手にしてみてくれ!
風速1~2mの追い風が吹けば1号艇を軸に予想する
出典:JLC
攻略法の1つ目は、「風速1~2m以下の追い風が吹けば1号艇を軸にする」ことだ。
なぜなら、追い風が吹く場合は1コースの「逃げ」が決まりやすくなるからだ。
風速1〜2mの追い風が吹く場合、1コースは風に押されてスタートが加速しやすくなり、良いスタートからの「逃げ」が決まりやすくなる。
ただし風速3m以上になると、1コースのスタートが行きすぎてターンが流れやすくなるため、1コースの逃げが決まりにくくなる。
そのため、追い風が強いときは1号艇をあまり信用しすぎないように注意しよう。
追い風の風速が、3mを超えるときの「レース展開の変化」に注意しよう!
風速3m以上の追い風が吹けば2号艇頭の予想もする
出典:JLC
攻略法の2つ目は「風速3m以上の追い風が吹けば2号艇頭の予想もする」ことだ。
なぜなら、追い風が風速3mを超えると1コースのターンが流れやすくなるからだ。
1コースのターンが流れると、2コースが内側の隙をつくので「差し」で1着になることが多くなる。
ただし、「差し」は「まくり」よりも難しく、2コースの選手が「差し」を決めるには、1コースの引き波をうまくさばいて、その波を乗り越えるだけのテクニックが必要だ。
この「さばき」がうまい選手は、若手よりも選手歴の長いベテラン選手に多い傾向がある。
そのため、ベテラン選手が2号艇に入る場合は、「差し」を想定して予想するのがおすすめだ。
風速3m以上の追い風が吹くときは、さばきがうまいベテラン選手が2号艇にいれば買いだ!
風速4m以上の向かい風が吹けば4号艇を軸に予想する
出典:JLC
攻略法の3つ目は、「風速4m以上の向かい風が吹けば4号艇を軸に予想する」ことだ。
なぜなら、向かい風の影響でスタートが押し戻されるため、助走距離が短い1~3コースのスタートタイミングが遅れやすくなるからだ。
津競艇場では、「風速4m以上」になると、1~3コースのスタートが遅れて、4コースの「まくり」を狙いやすくなる。
このとき、4号艇の「スタートタイミング」や「モーターの伸び足」も良ければ、4コースからまくりはかなり有効になる。
「スタート展示のスタートタイミングはどうか」や「スタート後の伸びや展示タイム良く、モーターの伸び足に期待できるか」などを見て、4号艇1着を狙ってみるのがおすすめだ。
風速4m以上の向かい風のときは、レース直前の「スタートタイミング」や「モーターの伸び足」次第で、4号艇を1着に予想してみよう!
津競艇場のレース解説①(風速3m以上の追い風が吹くとき)
ここからは、実際に行われたレースを参考に「津競艇場での予想の仕方」について解説していく。
まずは、2019年7月15日に行われた一般戦の第12レースを使って、「風速3m以上の追い風が吹くとき」の予想の仕方を解説する。
先ほど攻略法で説明した内容だが、実際にはどのような手順で予想していけばいいかわからない方は、ぜひ参考にしてみてくれ。
まずは、2号艇を頭に予想する場合の手順を学んでいこう!
出走表を見る
まずは、このレースの「出走表」を見ていこう。
ここでは、1号艇が「A級」か「B級」か、さらに「全国勝率」がどのくらいか、他にも実力がある選手がどのコースに入っているかも見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
出走表を見てみると、1号艇と2号艇の2名が「A1級」、3号艇と5号艇と6号艇の3名が「A2級」となっている。
また、3号艇と5号艇に関しては全国勝率が高いため、A1級の1号艇や2号艇との差はそれほど無いような印象だな。
気象条件やモーターなどの影響で、必ずしもA級選手のみで決着するとは限らないので、直前情報もしっかりチェックしていこう!
直前情報を見る
次に、このレースの「直前情報」を見ていこう。
直前情報では、主に「水面気象情報」「スタート展示」「展示タイム」をチェックするのがおすすめだ。
出典:https://www.boatrace.jp/
まずは、このレースの「水面気象情報」をチェックしよう。
ここでは、「風向き」や「風速」に注意して見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースは、風速は「3m」で風向きは「斜め追い風」となっている。
先ほど説明した通り、「風速3m以上の追い風では2コースの差し」が有効な条件だ。
1コースのターンが流れやすく、2コースが差しを狙っている可能性が高いとイメージしておこう。
このレースでは、2コースの差しが決まりやすい風の条件となっているようだ!
次は、このレースのスタート展示をチェックしよう。
ここでは、「進入隊形には変化はないか」「スタートが遅れていないか」「スタートタイミングは早すぎないか」を見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースのスタート展示では、1号艇と3号艇と5号艇と6号艇がフライングとなっていた。
ここでスタートが大幅に遅れる選手に関しても、本番でスタートが遅れる可能性があるので注意しておこう。
その他の艇に関しては、概ねスタートタイミングは合っているようだ。
このレースでは、特に早いタイミングだった6号艇のスタートに注意しよう!
最後にこのレースの「展示タイム」をチェックしよう。
展示タイムとは、周回展示2周目の直線を計ったタイムのことで、モーターの「伸び足」が反映されている。
ここでは、モーターの「伸び足」がどのくらい良いかを参考にしてみるのがおすすめだ。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースで展示タイムが良かったのは、2号艇の(6.80秒)だ。
ただし、この中で最も遅かった6号艇の(6.88秒)で、トップタイムとはそれほど差がないように感じられた。
このレースでは、展示タイムに関してはあまり気にする必要はなさそうだな!
レース予想は?
最後に、このレースの予想のポイントをまとめたので見ていこう。
- 風速3m以上の追い風条件
- 6号艇を買い目から外す
まずは、「風速3m以上の追い風」という風の条件を考えると、2コースに差しが期待できる。
2号艇「大谷直弘」選手が、A1級で6名の中でも実力上位ということや節間成績が安定していることを考えると、2号艇の差しが決まる可能性も十分に考えられる。
また、1号艇「東本勝利」選手も実力には申し分なく、風でターンが流されやすい状況ではあるが、うまくターンをさばいて逃げを決めることも可能だろう。
そのため、1号艇と2号艇がこのレースの1~2着の候補として買い目に押さえておこう。
1号艇「東本勝利」選手の1コースからの逃げや2号艇「大谷直弘」選手の2コースからの差しが決まりそうなレースだな!
次に、6号艇「眞田英二」選手に注目してみよう。
モーター2連対率は悪くないが、今節成績を見ると前走は5コースからの5着と外側のコースから着順を上げれていないのがやや気になる。
そして、展示タイムも速い選手よりはそれほど離れていなかったが、6名の中では最も遅いタイムだった。
このことから、モーターは成績ほど状態が良くなく、A級選手が多いこのレースでは舟券に絡む可能性が低いと考えられる。
そのため、6号艇は予想から外す判断でも問題はなさそうだな。
このレースの買い目は「1=2-345」を押さえておこう!
レース結果は?
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「2-1-5」となった。
今回は、2019年7月15日に行われた一般戦の第12レースを、2号艇が1着になる場合の一例として紹介した。
もし、このような条件となった場合は、この予想の組み立て方が活かされるので、ぜひ参考にしてみてほしい。
風速3m以上の追い風でのレースを予想する際のパターンの一つとして、覚えておいてくれ!
津競艇場のレース解説②(風速4m以上の向かい風が吹くとき)
次は、実際に行われたレースから「風速4m以上の向かい風が吹くとき」の予想の仕方を解説していくぜ。
ここでは、2019年2月26日に行われた一般戦の第5レースを使って説明していくぜ。
先ほど説明した通り、風速4m以上の向かい風が吹く場合は「4コースまくり」が有効だったな。
実際には4コースにどういった選手が入る場合が有効なのかを押えながら、予想の仕方を学んで行こう。
「風速4m以上の向かい風」が吹く場合の予想の仕方も一緒に覚えておこう!
出走表を見る
まずは、このレースの出走表を見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
出走表を見てみると、このレースがG1競争ということもあり、全員が「A1級」となっていた。
全国勝率に関しては、2号艇「新田雄史」選手が6名の中で最も高く、さらに地元選手という点ではプラスの印象だな。
向かい風が強く吹くレースでは、4コースが1着になりやすいことを考えると、4号艇「濱野谷憲吾」選手も全国勝率が高いので、注目しておくと良いだろう。
4号艇「濱野谷憲吾」選手は、江戸川競艇場をホームとしていて「荒れるレース」を得意としているぜ!
直前情報を見る
次に、このレースの「直前情報」をチェックしていこう。
ここでも先ほどと同様に、「水面気象情報」「スタート展示」「展示タイム」をチェックしていくのがおすすめだ。
出典:https://www.boatrace.jp/
まずは、「水面気象情報」からチェックしていこう。
ここでも、「風速」「風向き」から、レースにどのような影響があるかを見ていこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースの風の状況を見てみると、「風速5m」の「向かい風」となっていた。
先ほどの攻略法で説明した通り、風速4m以上の向かい風が吹く場合には、スロースタートの3艇のスタートタイミングが遅れやすくなる。
このレースでも再び向かい風が強まり、スロー勢のスタートに影響を与えれば、4コースに有利に働くと考えて良いだろう。
このレースは、風速4m以上の向かい風で4コースの「まくり」がポイントになってくるレースと覚えておこう!
次に、このレースの「スタート展示」をチェックしていこう。
ここでは、「進入隊形に変化はないか」「スタートで遅れていないか」「スタートタイミングが速すぎないか」も注意しよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースでは、2号艇と4号艇がフライングとなっていた。
大幅なフライングであれば注意が必要だが、やや早い程度なのでこの場合は問題ないと判断しよう。
スタートは概ね合っているようだな!
最後に、このレースの「展示タイム」をチェックしていこう。
ここでは、モーターの「伸び足」がどのくらい良いかを参考にしよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースで展示タイムが良かったのは、3号艇の(6.55秒)だ。
ただし、この中で最も遅いタイムで2号艇の(6.68秒)とそこまで差はないため、それほど気にする必要はなさそうだ。
展示タイムは伸び足の参考程度に活用してみてくれ!
レース予想は?
最後に、このレースの予想のポイントをまとめたので見ていこう。
- 風速6m以上の向かい風
- 1号艇がフライング1本持ち
- 4号艇がまくり切れば5号艇にも展開が向く
まずは、「風速6m以上の向かい風」という条件から、4コースからのまくりが決まりやすい状況と言える。
4号艇「濱野谷憲吾」選手は、全国勝率が6名の中でも2番目に高く、展示タイムも出ているため、まくり狙いを考える上でプラスの要素は多い。
向かい風では1~3コースのスタートが遅れやすいことを考えると、4号艇のスタートが遅れなければ問題なくまくりが狙える。
ここでは、4号艇のまくりでの1着予想で問題ないだろう。
4号艇「濱野谷憲吾」選手のまくり1着に期待できそうだ!
次に、1号艇「星英爾」選手がフライング1本持ちという点は予想のポイントとなる。
向かい風で1~3コースのスタートが難しい状況も合わせて考えると、スタートが消極的になったりミスをしたりする可能性が高く、2コースに対して隙ができやすい状況となっている。
2号艇には、地元選手で全国勝率が高い「新田雄史」選手が入ることを考えれば、1号艇の隙をついて順位を上げる可能性が高い。
この場合1号艇と2号艇は、順位が入れ替わることも想定して予想しておくと良いだろう。
1号艇に不安要素があるため、ミスを想定した予想もしておこう!
最後に、4コースのまくりによって5コースにもチャンスがあることがポイントだ。
4コースのまくりが決まれば、1~3コースは引き波にのまれて減速するため、5コースも4コースに次いで順位を上げる可能性が高い。
5号艇「烏野賢太」選手は、全国勝率は6名の中では低いものの、4号艇によって展開が向けば2着に入ることも可能だろう。
このレースの買い目は「4-125-全」を押さえておこう!
レース結果は?
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「4-2-1」となった。
今回は、2019年2月26日の第5レースを「風速4m以上の向かい風が吹く場合」の一つの例として説明してきた。
もし、同じような条件となった場合は、この予想の組み立て方が活かされるので、ぜひ参考にしてみてほしい。
このように、津競艇場でのレースのパターンを覚えておけば、どのような条件であっても的中率を高めていけるはずだから、しっかり覚えておいて欲しい!
津競艇場「ならでは」の情報
これから津競艇場に行ってみようと思っている方に向けて、津競艇場の「ならでは」の情報を紹介していくぜ。
ぜひ参考にしてみて、津競艇場の完全攻略を目指してみてくれ。
津競艇場ならではのイチオシ情報を紹介していくぜ!
めん処丸一の「どて煮」
めん処丸一の「どて煮」は、おすすめの競艇場グルメだ。
濃い醤油味のタレがクセになるもつ煮で、ビールのあてに最適だ。
価格も100円と超リーズナブルなので、津競艇場に訪れた際はぜひたべてみてくれ。
めん処丸一でも人気のメニューなので、購入の際は早めに立ち寄ってみてくれ!
津競艇場までのアクセス方法
津競艇場の所在地は「三重県津市藤方637」だ。
主なアクセス方法は、「車」「電車」だ。
車で行く場合は、伊勢自動車道の「久居IC」「津IC」を目指して行けば、そこから約20分ほどで到着できる。
また、津競艇場の周囲に無料で利用できる駐車場があるので、そちらを利用してみてくれ。
電車で行く場合は、近畿特急を利用すれば最寄りの「津駅」に到着できる。
津駅からは無料バスが運行しているので、ぜひそちらを利用してみてくれ。
津競艇場までの詳しいアクセス方法は、ボートレース津オフィシャルサイトの「交通アクセス」をチェックしてみてくれ!
津競艇場のまとめ
津競艇場の特徴をまとめた。
- 「広いコース」「穏やかな水面」「柔らかい水質」の影響で、1コースの逃げが決まりやすい。
- 風速1~2mの追い風が吹く場合は、1コースの逃げが決まりやすい。
- 風速3m以上の追い風が吹く場合は、2コースの差しが決まりやすい。
- 風速4m以上の向かい風が吹く場合は、4コースのまくりが決まりやすい。
また、津競艇場の攻略法は「風速1~2mの追い風が吹けば1号艇を軸に予想する」「風速3m以上の追い風が吹けば2号艇頭の予想もする」「風速4m以上の向かい風が吹けば4号艇を軸に予想をする」だったな。
この記事で覚えたことを活かして、どんどん的中舟券を手にしてみてくれ。
この記事で覚えたことを実践すれば、自力予想のレベルアップ間違いなしだ!
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